経済人

2025年2月

談論風発
巻頭インタビュー
「関西ならでは」を生かして、アジアの成長を大いに取り込もう!
吉田 伸弘(住友商事 常務執行役員 国内担当役員 関西支社長)
関経連NOW
特集1
関西財界訪中代表団を派遣~今後の日中関係をけん引する関西経済界~

日本と中国の関係深化の過程に並走し、時々の課題や関心事項を懇談テーマとしながら1971年以降7回派遣してきた「関西財界訪中代表団」。今回、新型コロナウイルスの感染拡大等に端を発した日中間の渡航制限の緩和や今後の米中関係など情勢変化の兆しをとらえ、当会を含む7団体(関経連、大商、京商、神商、関西経済同友会、日中経済貿易センター、日中経済協会関西本部)が共同し、12年ぶりとなる8回目の派遣を2024年11月24日~28日に実施した。今号では、今回の派遣の成果に加え、当会からの参加者14名が引き続き11月28日~29日の日程で深圳を訪問し、最新動向を視察した 「関経連訪中団」についても報告する。

CloseUp
特集2
高度外国人材が活躍できる関西をめざして~関西高度外国人材活躍地域コンソーシアムの取り組み~

経済産業省が主導する 「高度外国人材活躍地域コンソーシアム」 は、留学生をはじめとする高度外国人材が日本企業で活躍することをめざし、 2022年から段階的に全国6地域に設立されてきた。関西では、 2023年2月に京都府、大阪府、兵庫県、3府県の日本貿易振興機構(ジェトロ)、近畿経済産業局、大阪出入国在留管理局、グローバル人材活用運営協議会、当会の参画の下、「関西高度外国人材活躍地域コンソーシアム(関西コンソーシアム)」 (事務局︰関経連)が活動を開始している。今号ではその2024年度の取り組みを紹介する。