経済人

関経連NOW

関経連NOW 2010年度

関経連の「今」を伝える特集。当会の活動に関連するテーマについて、その背景の解説や、経済人・有識者等のインタビュー、関連情報などをお届けします。


2011年3月号
「食と農」を考える(814KB)
世界的な人口の増大に伴う食糧危機や食の安全・安心等への関心の高まり、雇用確保の受け皿としての期待などを背景に、今、農業に注目が集まっている。
関経連でも2008年に農商工連携調査研究プロジェクトを立ち上げ、農商工連携という切り口で農業の現状と課題を整理し、提言を発表。2009年からは、産業委員会内に食と農専門委員会を設置し、トライアル事業等を展開してきた。
その事業内容と活動成果ならびに今後の取り組み・方向性について紹介する。

2011年2月号
関西広域連合 誕生(1.0MB)
2010年12月1日、全国初の複数の都道府県による広域連合「関西広域連合」が誕生した。 関西の広域行政への一歩、そして、わが国の地方分権改革の突破口を開くという歴史的に 意義ある一歩を踏み出した。
半世紀以上前から地方分権や広域行政に関する提言を行い、関西広域連合についても設立を働きかけてきた関経連にとっても大きな成果である。
ここでは、関西広域連合設立の経緯、組織の概要、今後の期待と課題などについて紹介する。

2011年1月号
科学技術・イノベーション政策で地域再生を(642KB)

世界に先行した少子高齢社会、かつ小資源国であるわが国が、激化するグローバル競争を勝ち抜き、今後も持続的な発展を遂げるためには、科学技術の振興によるイノベーションの創出が不可欠である。
それには科学技術政策と産業政策を一体的に運営するとともに、各地域が有する産業集積・研究開発拠点の強みなどを活かしながら、イノベーションを効果的に創出していくことが重要である。わが国の科学技術政策の現状と課題、第4期科学技術基本計画に対する関経連の提言を紹介する。

2010年12月号
民間の創意工夫を真に活かすPFI改革(875KB)
わが国財政は国・地方ともに危機的状況にあり、公共事業予算が縮減されるなかで、質の高い公共サービスを維持していくためには民間の力の適切な活用が欠かせない。
このため、民間の力を生かすPFIの重要性をあらためて認識し、PFIの活用促進のために、「官から民へ」という公共部門の組織・業務の効率化と改革を促しつつ、民間の創意工夫を真に発揮できるよう、抜本的な制度改革を行うことが必要である。
PFIの現状と課題、活用促進のための制度改革に関する関経連の提言を紹介する。

2010年11月号
Change and Action 2010年日本APEC開催(1.2MB)
15年ぶりに日本で開催されたAPEC。その概要やAPECに対する唯一の公式民間諮問機関であるABACについて解説。あわせてAPECに対する関経連の取り組みを紹介する。

2010年10月号
アジアの物流ハブをめざす関西(1.0MB)
2010年8月、阪神港が政府の選択と集中の方針に基づき、国の「国際コンテナ戦略港湾」 に選定された。今後、京浜港と並び、わが国の2大ハブ港湾としてさらなる機能強化がは かられる。これに先立つ5月には、国土交通省の成長戦略として関西国際空港が首都圏空 港と並ぶ国際拠点空港と位置づけられ、貨物ハブ機能の強化やLCC誘致等による再生が 進められる。
アジアの物流ハブをめざし、陸海空の国際物流機能の強化に取り組んできた関西の最近の動きを紹介する。

2010年9月号
チーム関西~地域の力を結集し、世界に貢献(646KB)
「日本が強みを持つ環境技術を使ったインフラ整備をパッケージでアジア地域に展開させる」 ─先日、政府が発表した新成長戦略でも"インフラ整備のシステム輸出"は取り上げられている。 関経連では「関西ビジョン2020」に基づきすでに昨年から水ビジネスに関する取り組みに着手、今年度からは「チーム関西」として活動強化をはかっている。世界的にも注目を集めるインフラ整備のシステム輸出。関西・関経連の取り組みとその大きな可能性などを紹介する。

2010年8月号
岐路に立つ日本経済と企業経営(729KB)
2010年6月、政府の「新成長戦略」と「財政運営戦略」が公表された。少子高齢化が急速に進む日本にあっては、成長力の低下と財政悪化が構造的な問題となっており、この2つの戦略は日本経済の持続的成長のカギを握る重要な政策である。一方、経済活動のグローバル化により、日本企業は国際会計基準(IFRS)の導入など新たな対応を迫られている。こうした政府の経済財政政策の動向、企業経営環境の変化と関経連の取り組みについて紹介する。

2010年7月号
ライブ・エンターテインメントで千客万来(898KB)
宝塚歌劇、能楽、文楽、歌舞伎、落語、京舞、USJ...。関西で楽しめるライブ・エンターテインメント(以下、ライブ・エンタメ)はきら星のごとく。わが国が、観光立国の実現に向け、将来的に訪日外国人3,000万人達成をめざすなか、より多くの外国人旅行者を関西へ呼び込むためにこれらのライブ・エンタメを活用しない手はない。それを可能にする方策とは──。

2010年6月号
平城遷都1300年祭 " 日本のはじまり奈良"へ(2.1MB)
奈良の地に平城京が誕生してから1300年を迎えることを記念して、年明けからスタートした「平城遷都1300年祭」。見どころいっぱいの平城宮跡会場を体験レポート!

2010年5月号
新組織で飛躍する組込みソフト産業推進会議(809KB)
2007年8月に発足した「組込みソフト産業推進会議」は、高度組込みソフト技術者を 育成する「組込み適塾」や人材育成担当者を養成する「組込み指導者養成講座」の企画・ 実施および組込みソフトウェア開発に必要なサービス・機能の検討とその有用性の検証など、 組込みソフト産業の活性化に取り組んできた。
その約3年間の活動は高い評価を得、今年度、新たな体制で取り組みを継続することが 決定した。組込みソフト産業推進会議のこれまでの活動成果とともに 今後の取り組みについて紹介する。

2010年4月号
第48回関西財界セミナー 関西が時代を拓く~機に臨み、変に応ずる~(1.6MB)
2月4日・5日、国立京都国際会館に555名の参加者を得て開催した「第48回関西財界セミナー」。今回のメインテーマは「関西が時代を拓く~機に臨み、変に応ずる~」。 7つの分科会を中心に、環境、日本の外交力、国と地方のあり方、インフラ整備、産業の成長・企業経営戦略、雇用のあり方など、冬の京都で熱い議論が繰り広げられた。