経済人
関経連NOW
関経連NOW 2012年度
関経連の「今」を伝える特集。当会の活動に関連するテーマについて、その背景の解説や、経済人・有識者等のインタビュー、関連情報などをお届けします。
2013年3月号
首都中枢機能バックアップ~関西が担う役割(783KB)
東日本大震災を機に、わが国の災害対応力をより一層強化していく必要性が再認識された。今後、首都圏でも起こり得る大規模自然災害等に対し、あらゆる事態を想定した上で万全な機能確保をはかることが、国家の危機管理上、そして国民一人ひとりにとっても重要かつ喫緊の課題である。この問題に対し、関経連は昨年5月に首都機能検討特別委員会を設置。災害に強い国土構造のあり方や関西が果たすべき役割、またバックアップ拠点としての関西の優位性について調査・検討を行ってきた。これまでの検討状況や提言を中心に、当会の考えを紹介する。 2013年2月号
関西から東北へ 継続的な支援を(700KB)
戦後最悪の自然災害となった東日本大震災の発生からまもなく2年。 関経連では昨年度に引き続き、2012年度も被災地の復興支援を重点事業に位置づけ、被災地のニーズに応じた新たな活動を展開している。ここでは今年度の主な復興支援の取り組みを紹介する。 2013年1月号
持続可能な年金制度とは~将来不安を払拭し、活力ある経済社会の実現を(557KB)
高度経済成長期に設計された制度が基になっている現行の年金制度。少子高齢化の進行により給付と負担のバランスが崩れたことで年金財政はその存続が危ぶまれ、現役世代の負担の増加、重大な世代間格差も相まって、人びとに安心を与えるはずの年金制度が将来不安の大きな要因となっている。これからの社会変化に応じた持続可能な年金制度とはどのような制度なのか、関経連の提案を紹介する。 2012年12月号
モノづくりを支える基盤技術の維持への一歩(528KB)
関西・日本の国際競争力の強化や地域の産業活性化に資する提言などの活動を続けてきた科学技術・産業政策委員会(委員長:森下俊三・西日本電信電話相談役)。 同委員会では、次代のイノベーションを担う人材の育成・確保に向けて今年度は基盤技術分野に焦点をあて、「電気工学」「金属・材料工学」分野を体系的に学べる人材育成プログラムを産学官連携により実施した。基盤技術の維持に向けた「場」の構築をめざした関経連の新たな取り組みを紹介する。 2012年11月号
動き出した関西イノベーション国際戦略総合特区(1.2MB)
昨年12月に国の指定を受けた関西イノベーション国際戦略総合特区。現在、関西では、全国7地域中最も多い26のプロジェクトについて国から税制優遇や金融・財政支援が認められており、これらを活用した事業が企業や大学・研究機関により展開されている。これからの発展が大いに期待される関西イノベーション国際戦略総合特区の現状と具体化しているプロジェクトの進捗状況について紹介する。 2012年10月号
新関西国際空港株式会社の挑戦(609KB)
2012年7月1日に関西国際空港と大阪国際空港が経営統合し、新関西国際空港株式会社が本格的に動き出した。複数空港を経営統合した上でコンセッションを行うという日本初の試みは、今後の空港のビジネスモデルを変革するものとして期待されている。ここでは、経営統合の意義や新関西国際空港株式会社の経営戦略、めざす方向性とともに、現在同社が力を入れている取り組み、関西経済界・自治体の支援などについて紹介する。 2012年9月号
2012年関西財界訪中代表団(1.0MB)
中国が政治体制、経済政策ともに転換期にあることに加え、今年が日中国交正常化40年という節目の年でもあることから、関西経済界は7月1日~5日、3年ぶりに7団体(関経連・大商・京商・神商・関西経済同友会・日中経済貿易センター・日中経済協会関西本部)による「関西財界訪中代表団」を派遣した。また、今後の具体的なビジネスは「Local to Local」で展開すべきとの考えから、当会単独で「関経連中国訪問団」を山東省・遼寧省にあわせて派遣した。 今回の代表団・訪問団派遣で得た成果について、現地会合の模様を交えて紹介する。 2012年8月号
めざすは、リニア中央新幹線の全線同時開業
関経連の取り組み~フェーズ1・2・3~(4.895KB)
東京―大阪間を67分で結ぶリニア中央新幹線。2011年5月、国土交通大臣より東海旅客鉄道(JR東海)に対して建設指示が発令され、いよいよ事業が本格的に動き出している。
関西として気になるのは、大阪開業の時期。現状では、 名古屋―大阪間の開業は、 東京~名古屋間開業から18年後の計画となっており、関西および西日本の将来的な地盤沈下が危惧されている。
関経連では、昨年より全線同時開業の実現に向けた取り組みを開始。本年7月からは整備スキームの検討に着手している。 2012年7月号
中国と関西~日中国交正常化40年を迎えて(882KB)
関経連は国交正常化前の1971年に訪中関西財界代表団を派遣し、日中経済関係の先駆けとして関係強化に努めてきた。
国交正常化から今年で40年。この間の中国と関西の交流の歴史や経済関係の推移を振り返るとともに、7月1日から派遣する第7回関西財界訪中代表団の概要を紹介する。 2012年6月号
関西の「ありたき姿」の実現のために(1.2MB)
関経連は第50回の定時総会を2012年5月28日に開催。
役員の選任をはじめ2012年度の事業計画や予算の報告などを行った。
ここでは、森会長へのインタビューとともに、新たに策定した2012~2014年度の中期目標および今年度の事業計画を紹介する。 2012年5月号
新たなエネルギー政策の構築に向けて(588KB)
東日本大震災の影響による電力不足の早期解消が求められている。
また、現在の状況をふまえた中長期の新たなエネルギー政策のあり方についても
議論が始まっている。
電力の安定供給、そして社会が納得した新たなエネルギー政策の構築は、
企業の事業活動の基盤。現状の課題を明らかにするとともに、関経連の取り組みを紹介する。
第50回関西財界セミナー 挑戦 日本再興~革新と絆でつくる経済社会~(1.0MB)
2月9・10日の2日間、国立京都国際会館において「第50回関西財界セミナー」を開催した(関西経済連合会・関西経済同友会共催)。
大きな節目となる今回のセミナーには過去最多の615名が参加。
「挑戦 日本再興~革新と絆でつくる経済社会~」をメインテーマに、一極集中是正と地方分権、
関西の成長戦略、多様な人材が活躍できる社会システムづくりなどについて議論が繰り広げられた。