トップページ > 関経連からの発信 > 会長コメント > 2014年度政府予算案に関するコメント

会長コメント

2014年度政府予算案に関するコメント

2013/12/24
公益社団法人関西経済連合会会長
森  詳 介


 本日閣議決定された2014年度予算は、日本版NIHの創設など、競争力を強化し、民需主導の経済成長を促す施策に重点が置かれており、デフレ脱却・経済再生に向けての安倍政権の強い意欲が表れている。
 日本版NIHについては、ぜひその中核機能を関西に設置していただくよう政府にお願いしたい。

 また、財政規律の観点でも、基礎的財政収支において、5兆円を上回る改善が見込まれ、2015年度の赤字GDP比半減に向けて前進したものと評価できる。政府には、引き続き、2020年度の黒字化達成に向けて経済対策と財政規律のバランスに、しっかりと目配りをお願いしたい。

 安倍総理が掲げる「強い経済」を取り戻すためには、消費税が増税される2014年度が正念場である。関経連としても、このハードルを乗り越えて日本経済が着実に再生に向かうよう、政府と歩調を合わせて、最大限の貢献をする所存である。


以  上