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会長コメント

「骨太の方針」・「未来投資戦略2017」の閣議決定に関するコメント

2017/06/09
公益社団法人関西経済連合会
会長  松 本 正 義


 本日、「骨太の方針」および「未来投資戦略2017」が閣議決定された。成長と分配の好循環の拡大に向けた施策が網羅されており、日本経済の持続的な成長に資するものと評価している。

 「骨太の方針」では、財政健全化に向けて、プライマリーバランスを2020年度までに黒字化するという目標が据え置かれたことを歓迎する。
 また、新たに国内総生産に対する債務残高比率を引き下げることも盛り込まれたが、将来世代に負担を先送りにしないためにも、政府には、財政再建の取り組みを着実に進めていただきたい。

 「未来投資戦略2017」では、わが国の強みであるモノづくりを生かす方向性や関西が注力している健康・医療や観光、スポーツ振興に関する取り組みなどが示されており、とりわけ「2025年国際博覧会」を国の成長戦略の中に位置づけていただいたことを大いに歓迎する。
 万博が日本経済活性化の起爆剤となることを期待しており、地元関西としても、海外へのPRや国内機運の醸成に積極的に汗をかき、誘致獲得に全力を尽くす所存である。

以  上