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2021年度
2022.01.11
地球環境・エネルギー委員会講演会
12月22日(水)、地球環境・エネルギー委員会では東京大学公共政策大学院特任教授の有馬純氏を講師に迎え、「COPを含む地球温暖化をめぐる国際情勢と日本の課題」と題した講演会を開催した。
講演では、諸外国のエネルギー政策の最新動向や、COP26をはじめとする国際会議での議論の概要、日本のエネルギー政策の現状と課題などについて説明があった。
また、講師からは、今後、国際社会からのCO2排出量削減目標のさらなる引き上げ圧力が想定されるなかで、国内のエネルギー資源が乏しい日本が脱炭素化を成し遂げるためには、再生可能エネルギーや蓄電池、水素、CCUS、原子力など、あらゆる技術を活用すべきであるとの指摘があった。講演後、講師を交えて活発な議論が行われた。
※CCUS:Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage
二酸化炭素回収・有効利用・貯留