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2022年度
2022.07.12
地球環境・エネルギー委員会講演会
6月30日(木)、地球環境エネルギー委員会では、日本経済新聞社上級論説委員兼編集委員の松尾博文氏を講師に迎え、「ウクライナ危機が変えるエネルギー地政学~どうなる脱炭素の行方」と題した講演会を開催した。
講演では、ウクライナ危機が国内外のエネルギー秩序に及ぼす影響や、中長期的な供給力確保に向けた電源投資のあり方のほか、エネルギーセキュリティ向上と脱炭素社会実現の両立に向けてエネルギー需給構造を大胆に転換する必要性などについて説明が行われた。
また、講師からは、日本が技術面で先行している水素で優位性を保ち続けるためには、アジア諸国と連携し、流通市場の育成をはかるとともに、国際市場で不利にならないルール作りを主導する必要があるとの指摘があった。