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2022年度

2022.07.19

国際講演会を開催

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 7月6日(水)、慶応義塾大学総合政策学部准教授の鶴岡路人氏を講師に迎え、「ロシアによるウクライナ侵略と欧州の政治・経済」と題した国際講演会をオンラインにて実施、約50名が参加した。
 講師は、NATO諸国によるウクライナへの武器供与が戦況の鍵を握っていると説明したほか、欧米諸国をはじめとする経済制裁が、エネルギー資源大国かつ穀物輸出大国のロシアに停戦を促すほどの影響を与えることは難しいとした上で、マクドナルドやスターバックスなどの企業がロシア市場から撤退することが、実質的な制裁の役割を果たしていると解説した。
 最後に、ウクライナ侵攻に関する今後の課題として、戦争後のロシアとの関係や、経済制裁の緩和時期などについて言及した。