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2023年度
「産業技術支援フェアin KANSAI 2023」を開催
10 月 13 日(金)、産業技術総合研究所、大阪産業技術研究所、関西圏の公設試験研究機関、関西広域連合、大阪産業局、大商、関西経済同友会とともに「産業技術支援フェア in KANSAI 2023」を大阪産業創造館とオンラインの併用にて開催し、約 330 名が参加した。
本イベントでは、カーボンニュートラルやニューモビリティ、バイオエコノミー、健康・ウエルネス、ものづくり力向上といったさまざまな分野の講演会やパネル展示が実施された。
講演会では、小出宗昭事務所の小出宗昭氏が「真の強みを生かしてチャレンジ!ものづくり力向上」をテーマに、成功するものづくりの要素について語った。展示会では、実物サンプルなどを前に、参加者と出展者が活発に交流する様子が見受けられた。
三重県企業ネットワークセミナーを開催
10 月 13 日(金)、関経連エリアパートナーズ活動の一環として、三重県とともに、三重県企業ネット
ワークセミナーを大阪市内で開催した。
セミナーでは、一見勝之 三重県知事から「美し国 三重県へ おいないさ」と題して三重県の操業環境の魅力について紹介があった。また、ロート製薬の田中祐之 上野テクノセンター長から 2022年に伊賀市に新設された工場棟の設備などについて説明があった。
続いて行われた交流会では、福井雅 関経連理事・企画広報部長があいさつ・乾杯の発声を行い、三重県産の食材を使った食事が振る舞われたほか、三重県の一部の市町村がブースを出展し、それぞれのまちの魅力を参加者らにPRした。
日経デジタルフォーラム「デジタル立国ジャパン 2023 Autumn in 京都」
10 月 10 日(火)、日本経済新聞社および日経BPが主催するフォーラム「デジタル立国ジャパン2023 Autumn in 京都」が開催され、キーノートスピーチに松本会長が登壇した。
本フォーラムは、産学官からさまざまな立場のリーダーが集い、デジタル人材をどう育成していくのか、生成AIや Web3、メタバースのような最新テクノロジーをいかに安心・安全に活用して社会課題を解決していくかなどについて議論することを目的として開催されたものである。
松本会長は、関西がDX先進地域となるために当会が策定した「関西DX戦略 2025」の取り組みを紹介し、「ONE関西で取り組み、関西そして日本のDXの発展に貢献する」と述べた。
アスリート派遣事業によるスポーツ教室を実施
10 月9日(月)、宝塚市立スポーツセンターにて、地域の子どもたちを対象とした「スポーツの日イベント」が4年ぶりに開催され、各種スポーツを体験できる同イベント内でラグビー教室および陸上教室を実施した。
両教室は、当会のアスリート派遣事業に賛同する神戸製鋼所および山陽特殊製鋼の協力により実現したもので、ラグビー教室にはコベルコ神戸スティーラーズから、陸上教室には山陽特殊製鋼陸上競技部から、それぞれ講師を招いた。
イベントでは、トップアスリートの指導のもと、競技技術を学び、スポーツの楽しさに触れる子どもたちの姿がみられた。
第5回 女性のエンパワーメント交流会を開催
10月6日(金)、女性のエンパワーメント交流会を開催、会員企業から女性の役員や部長など30名が参加した。今井雅啓 伊藤忠商事専務理事を迎え、「個人的経験に基づくD&I考察」と題した講演を実施した後、柿原アツ子 D&I専門委員長のファシリテートのもと、質疑応答・意見交換を行った。
今井氏は、ロンドンやルワンダに駐在した経験をふまえて、「多様な宗教、民族、考え方があると知ることが人生を豊かにし、知識と経験を蓄え、物事を違う目で見ることで視野が広がる。また、Ⅾ&Iに取り組むことは、個々の組織や企業の経済的な力を伸ばすことにつながる」と述べた。
評議員会を開催
10月5日(木)、評議員会を開催、立命館大学大学院先端総合学術研究科の千葉雅也教授を講師に迎え、「『人間は何をしているのか』を現代思想から考える」と題した講演を開催した。
講演では、1970~80年代のフランス現代思想は「あらゆる文化を尊重する」「弱者の側に立って考える」といった現代では当たり前となっている考え方を「新しい方向性」として先駆的に示しており、これが90年代以降社会制度に組み込まれ、大衆的な、あるいはマイノリティーに寄り添ったビジネスやサービスの開拓に寄与してきたとの説明があった。
また、講師は、だれもがSNS等で発信できる今、現代思想は用済みになったのではなく、現代の社会問題と照らし合わせて考えることで、改めてその価値を評価すべきであると述べた。
サプライチェーンビジネスサミットを開催
10月4日(水)、在日フランス商工会議所とともに「ポストコロナ期におけるサプライチェーンとロジスティックのオートメーションの進化」をメインテーマとするサプライチェーンビジネスサミットを開催した。
サミットでは、当会会員企業であるアクセンチュア、関西エアポート、日本通運のほか、外資系企業のキューネ・アンド・ナーゲル、エールフランス・KLMマーティンエアーカーゴからそれぞれスピーカーが登壇し、スマートロジスティクスや航空貨物業界のデジタル化、関西空港における物流環境、日本における物流変革の現状と課題などについてプレゼンテーションを行った。
その後、ネットワーキングとして、当会や在日フランス商工会議所の会員企業、関係機関との間で交流がはかられた。
都市創造専門委員会を開催
10月4日(水)、都市創造専門委員会では、早稲田大学教授(日本都市計画学会会長)の森本章倫氏を講師に迎え、「交通から考えるこれからのまちづくり」と題した講演会を開催した。
講演では、講師が整備において中心的な役割を果たした宇都宮ライトレールの事例などを題材に、「人口減少社会に対応するこれからのまちづくりでは、コンパクトシティとスマートシティの考えを連携させた都市モデルによるアプローチが必要である」との説明があった。
講演後のパネルディスカッションでは、講師から「関西における民間主導によるスマートシティ構築に期待する」との発言があった。
「たんばStartup Lab」マーケティング講座を開催
9月30日(土)、「あっちこっち関西・イノベーションプロジェクト」の一環として、兵庫県丹波県民局とともに、実践型プログラム「たんばStartup Lab」にてマーケティング講座を開催した。本プログラムは、丹波地域の若者が起業について実践的に学ぶことで知識やスキルを取得し、これからの社会で生かせる資質や能力を育成することを目的とするものである。
講座では、サントリーフーズ近畿営業本部営業推進部営業推進課課長の濱孝之氏を講師に迎え、サントリーの製品を事例にマーケティングについて講義が行われたほか、丹波地域のブランド農産物の一つである「夢丹(むーたん)いちご」のPOPを作成するなどのワークショップが実施された。
参加者からは、ワークショップを通してマーケティングに関する学びを得られたとの感想があった。
アスリート派遣事業によるスポーツ教室を実施
9月30日(土)、京都府のサンガスタジアム by KYOCERA(京都府立京都スタジアム)にて「京都キッズスポーツフェスタ」が開催され、同イベント内で花園近鉄ライナーズのタウファ統悦コーチによるラグビー教室を実施した。同教室は、当会のアスリート派遣事業に賛同する近畿日本鉄道の協力により実施されたものである。
京都府は、「京のスポーツ・スタジアム夢づくり事業」として昨年から本イベントを開催しており、京都府内の子どもたちは各競技のトップアスリートやコーチから直接指導を受け、さまざまなスポーツを体験している。
ラグビー教室では、トップアスリートとの交流を通して、ワールドカップ開催で盛り上がりをみせるラグビーの競技技術を学ぶ子どもたちの姿がみられた。