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2023年度

2024.01.16

評議員会を開催

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 12月25日(月)、評議員会を開催、創立以来初となる女性学長に就任した同志社大学の植木朝子学長を講師に迎え、「ダイバーシティ社会の実現に向けた大学の役割-同志社大学の取組から-」と題した講演が行われた。
 講師は、努力せずとも自然に出てくる感情的な共感「シンパシー」と、異なる立場の相手の考えや感情を想像する能力「エンパシー」との違いについて説明し、ダイバーシティを推進する上では「エンパシー」を身につけることが重要であると述べた。また、大学はそのための学問的知識を得たり、多様性を理解したりするための訓練の場を提供する重要な教育機関であると述べ、同大学で取り組んでいる事例について紹介した。
 最後に、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)による思い込みについて触れ、大学が担う教育・啓発の重要性を強調した。