NEWS FILE
2024年度
2024.10.22
秋季大阪労使会議を開催
10月10日(木)、連合大阪とともに秋季大阪労使会議を開催し、当会の宮本信之 労働政策委員長、連合大阪の田中宏和会長のほか、両団体計27名が出席した。
会議では、東京大学名誉教授の仁田道夫氏を講師に迎え、「労使関係30年と今後の課題」と題した講演が行われた。
講師は、「わが国の労使はデフレ脱却に向け、多様な議論を進めながら賃上げに取り組んできたが、うまくいかなかった。ここにきて賃上げが進みつつあるが、長らく賃上げが実現できなかった要因には春闘の構造等の問題もあり、今後の労使のあり方について再考する時機が来ている」と指摘した。
講演後、企業の成長につながる賃上げのあり方や少子高齢化・人手不足への対応等、労使が協力して取り組むべきテーマについて意見が交わされた。