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2024年度
2025.03.18
企業と大学の意見交換会を開催

3月4日(火)、博士人材および外国人留学生の活躍をテーマに、企業と大学の意見交換会を開催。柿原アツ子 D&I専門委員長をはじめ、企業の経営層や大学副学長ら計14名が参加した。
前半は博士人材について意見交換を行った。企業側からは、研究を通じて社会に貢献するというビジネスマインドの醸成や、博士人材の社会的イメージ向上の必要性が提起され、大学側からは文系博士人材の活用や、企業ニーズに対応した大学改革の重要性が指摘された。
後半は留学生について意見交換を行い、企業側からは、大学での職業教育の拡充や日本語能力の向上、企業文化への適応などが重要であるとの意見があがった。一方で大学側からは、留学生の就職に関する国の政策と実態のギャップを解消するための議論が求められた。
最後に、柿原専門委員長は、「大学と企業が時代に即した変革を進めながら、双方のニーズや課題を共有し、連携を強化していく必要がある」と総括した。