TOPICS
2008年度
関西、おもろい!「関西ビジョン2020」
ロシア極東物流調査団を派遣
関経連は、9月8日~12日、ロシア極東(ウラジオストク、ナホトカ)へ物流調査団を派遣した。環日本海地域の経済発展の中で、ロシア極東をはじめ、北東アジアと関西の経済交流および貿易の拡大が期待されている。北東アジアの対岸に位置し、関西の玄関港としての舞鶴港や敦賀港の活性化方策検討の一環として、ロシア極東と関西の貿易拡大の可能性を調査した。また、関西として、シベリア鉄道輸送促進に向けて、ロシア極東現地における港湾インフラ(ボストチヌイ港等)、鉄道輸送の事情を調査するとともに、地方政府等関係機関と意見交換を行った。ロシア極東では、2012年のAPEC首脳会議の開催が予定されており、インフラ投資などの大規模プロジェクトが目白押しである。また、日本の製品や産品への人気が高く、富裕層を中心に購買需要は強い。関経連では、こうしたロシア極東の発展可能性を踏まえ、経済交流、物流機能の強化に取り組むことにしている。
大阪府とアドバイザリーボードの意見交換
9月11日(木)、橋下徹・大阪府知事と経済3団体アドバイザリーボードとの初の意見交換会が開催された。経済界からは、井上・関経連副会長、野村・大商会頭、齊藤・中野同友会両代表幹事らが出席。知事は、財政再建に道筋をつけたので今後、関西州や大阪ミュージアム構想の実現を進めたいと語った。井上副会長からは、関西ワイドの視点での府政運営や、成長戦略にはダイバシティ(多様性)の取込みが重要であることなどを提言した。
源氏物語ラッピング電車が大阪で運行
源氏物語千年紀をPRするため、9月1日から30日までの1か月間、源氏物語ラッピング電車がJR西日本・大阪環状線を運行しています。1編成(8両)の全車両側面に、宇治市源氏物語ミュージアム所蔵の「源氏絵鑑帖」の源氏絵などのラッピングシート68枚を貼り付けたもので、大阪環状線を1日約10回転運行します。
白川日銀総裁との懇談会を開催
8 月25日(月)、白川方明・日銀総裁と関西経済界との懇談会が開催された。経済界からは、下妻・関経連会長、野村・大商会頭、齊藤・中野同友会両代表幹事、永易・大銀協会長らが出席。総裁は現在の経済情勢について「物価と景気の双方のリスクに注意が必要な難しい局面にある」と指摘。経済界からは、関西経済の状況を紹介し、関西を支える中堅・中小企業やアジア経済の動向を意識した適切な金融政策を求めた。「ロボット工作体験教室」開催
8月16日(土)・17日(日)、関西文化学術研究都市内の「私のしごと館」にて、小中学生を対象とした未来のロボット技術者育成事業「ロボット工作体験教室」が開催され、2日間で計200名が参加。この教室は、関経連・大阪市・大阪大学などで構成された「ロボット人材育成プロジェクト実行委員会」が主催し、ロボット・電子機器ベンチャー企業のスタッフや大阪府立工業高等専門学校の学生のサポートの下、参加者は工夫を凝らしながら赤外線センサーを搭載した台車型ロボットを組み立てた。完成後はそれぞれが組み立てたロボットを用いたレース実験や、動作の特徴についてのディスカッションなどを行った。10月からは工作教室参加者を対象に、「ロボットプログラミング体験教室」を開催、さらに理解を深めていく。なお、この工作体験教室は「私のしごと館」を皮切りに8月24日(日)まで、大阪市内5区の区民センターでも開催され、合計1,300名の小中学生が参加する。
大阪経済記者クラブとのパーティを開催
7月31日(木)、当会の正副会長をはじめ正副委員長・部会長、統括委員および大阪経済記者クラブのメンバーあわせて約100名が出席しました。下妻会長の乾杯挨拶後、にぎやかな雰囲気の中で懇談し、盛況のうちに閉会しました。