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2018年度
2018.09.13
企業経営に関する講演会を開催
関経連は、めざすべき企業経営について検討するべく、アジア太平洋研究所(APIR)に委託し、株主価値経営に走った投資家資本主義の問題等を調査し、企業統治の観点から報告書の取りまとめを行った。
9月13日(木)には、本調査の研究メンバーであるAPIRの藤原幸則主席研究員、一橋大学大学院経営管理研究科の田中一弘教授、大阪市立大学大学院経営学研究科の吉村典久教授を講師に迎え、講演会を開催した。講師らは、報告書の解説を中心に、企業には長期的視点での経営や多様なステークホルダーへの配慮が求められるとの説明を行い、短期的利益志向を助長する四半期開示制度の廃止や、企業を粘り強く支える長期保有株主に対する優遇措置の必要性等を訴えた。
(報告書はこちら)