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2019年度
大阪労使会議を開催
2月12日(水)、連合大阪との協議の場である大阪労使会議を開催し、当会の松本正義会長、牧野明次副会長、連合大阪の田中宏和会長ら、両団体計23名が出席した。
冒頭、田中会長から松本会長に「2020春季生活闘争に関する要請」、「『取引の適正化にむけた』特別要請」が手交された。これに対し、松本会長は「経済界として、生産性の向上や成果に見合った所得拡大を通じ、中間層の活力を高め、経済の好循環に貢献していくことが重要と考える。ただし、それぞれの労働条件は個別の労使間で協議・決定されるべきもの」とした上で「各社で前向きな協議が行われることを期待する」と回答した。また、国会で法改正が図られている高齢者の雇用について、労使での意見交換を行った。
第1回関西スポーツ応援企業 表彰式を開催
1月31日(金)、関西広域連合と当会の共催により、第1回関西スポーツ応援企業表彰式を開催した。
スポーツを通して地域の活性化や従業員の健康増進などに継続的に取り組んでいる企業を表彰するもので、大賞はミキハウスに贈られた。このほか、スポーツ振興賞に関西エアポート、地域振興賞に平和堂、健康経営賞に堀場製作所、特別賞にはカスタネットが選ばれた。
当日は、柳本晶一 アスリートネットワーク会長による記念講演の後、表彰式を実施し、関西広域連合の井戸敏三連合長、当会の松本会長、および柳本氏から各社へ表彰状を贈呈した。また、特別協力をいただいているワールドマスターゲームズ2021関西組織委員会の木下博夫事務総長より、副賞として大会への参加権が贈呈された。
関西女性活躍推進シンポジウムVol.2を開催
2月3日(月)、関西女性活躍推進フォーラムとともに「関西女性活躍推進シンポジウムVol.2~住んで、働いて、子育てしやすい関西をめざして~」を開催し、約100名が参加した。
前田正子 関西女性活躍推進フォーラム座長による開会挨拶の後、追手門学院大学経済学部の長町理恵子准教授から、関西女性活躍推進フォーラムが関西の仕事、家庭・地域における活躍・活動を指数化し、全国的な位置づけを取りまとめた「関西女性活躍マップ」について報告が行われた。
続くパネルディスカッションでは、渥美由喜 内閣府地域働き方改革支援チーム委員、稲付嘉明 カワソーテクセル社長、足立阿季子 京都府府民環境部副部長などが登壇し、兵庫県立大学政策科学研究所の三崎秀央教授によるファシリテートのもと、男性の家事育児参画やトップコミットメントの必要性を議論した。
第58回関西財界セミナーを開催
2月6日(木)~7日(金)、関西経済同友会とともに、「好機のいま、はばたく関西~起爆剤を発展につなげる~」をメインテーマに関西財界セミナーを開催、過去最多となる734名が参加した。
初日の午前には、松本正義 当会会長による主催者問題提起の後、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司氏が「幸せな職場の経営学」をテーマとした基調講演を行った。初日の午後から2日目午前にかけては、「変動する国際情勢への対応と海外市場開拓の果敢な挑戦」「関西の強みを活かしたベンチャー・エコシステムの形成」「スポーツ振興、時は今」など6つのテーマで分科会討議を実施し、活発な議論が展開された。
2日目の午後には、「関西財界セミナー賞2020」の贈呈式を行うとともに、文化庁の宮田亮平長官による「文化の風」をテーマとした特別講演を行った。各分科会の議長より議長報告が行われた後、主催者より「主催者声明」が発表され、閉会した。
関西元気文化圏賞贈呈式を開催
1月27日(月)、関西元気文化圏推進協議会(会長:松本正義 関西観光本部理事長)は、「文化庁芸術祭賞」と合同で「関西元気文化圏賞」の贈呈式を開催した。
17回目となる今回は、大阪府内初の世界文化遺産登録に大きく貢献した百舌鳥・古市古墳群世界遺産保存活用会議(大阪府・堺市・羽曳野市・藤井寺市)に大賞が贈られた。また、特別賞には、城崎国際アートセンターの芸術監督として豊岡市の観光・文化の振興や教育に携わる、平田オリザ氏が選ばれた。新人賞にあたるニューパワー賞には、日本棋院所属の棋士として、最年少(10歳0か月)でプロ入りした仲邑菫初段、昨年12月の全日本フィギュアスケート選手権で初優勝を果たした紀平梨花選手、昨シーズン、プロ入り1年目にして数々の記録を残した阪神タイガースの近本光司選手が選ばれた。
第11回水と光のまちづくり推進会議を開催
大阪府・市や経済界で構成される「水と光のまちづくり推進会議」では、大阪・関西の都市魅力を高め世界に誇れる「水と光の首都大阪」を実現するため、さまざまな取り組みを推進している。
1月25日(土)に大阪市内にて開催された第11回会議では、大阪府・市と経済3団体のトップが出席し、「水都大阪」などについての2019年度の取り組み報告と、2020年度以降の取り組み計画について意見交換を行った。
松本正義会長は、水と光の取り組みが充実してきている点を評価し、「これからは、万博やIRをにらんだベイエリアなど取り組みエリアの拡大と、水素など新技術の活用可能性に期待したい」と述べた。
また、この会議に先立ち、「大阪観光局(DMO)の推進に関するトップ会議」が開催され、世界最高水準の国際観光文化都市・大阪をめざした取り組みについて意見交換を行った。
大阪府・大阪市・経済3団体の首脳による意見交換会を開催
1月25日(土)、大阪府・市と経済3団体のトップによる意見交換会を大阪市内で開催した。
吉村洋文 大阪府知事、松井一郎 大阪市長、松本正義 当会会長、尾崎裕 大商会頭、池田博之・深野弘之 関西経済同友会両代表幹事が出席し、外国人材の受け入れ促進、大阪の食のブランディング事業、スタートアップ・エコシステム拠点都市、スーパーシティの推進、万博・夢洲を中心とした諸準備などについて意見交換を行った。
2025年大阪・関西万博については、経済団体側から、アクセス強化の必要性について強く訴えた。また、万博の準備などで労働力不足が見込まれるため、大阪府・市、経済界などが協力をして、外国人材の受け入れ促進をはかるプラットフォームの整備や、外国人が安心して暮らせる共生社会づくりに取り組んでいくことなどで認識が一致した。
関西広域連合と関西経済界との意見交換会を開催
1月23日(木)、関経連をはじめとする関西の10経済団体は、関西広域連合と意見交換を行った。当会からは、松本正義会長、角和夫副会長および村尾和俊副会長が、また関西広域連合からは、井戸敏三連合長をはじめとする12名の知事・市長らが出席した。
意見交換では、関西広域連合の次期広域計画をはじめ、2025年大阪・関西万博、広域産業・スポーツ・防災等の推進、インバウンド観光の振興等、関西の広域的課題に対して、引き続き、官民一丸となって取り組んでいくことを確認した。また、広域環境では、アジア・ビジネス創出プラットフォーム(ABCプラットフォーム)を活用してタイやベトナムなどアジア諸国にて、関西の優れた環境技術を生かした環境ビジネスの展開などに取り組んでいくことで合意した。
2020年 年頭会員懇親パーティー
1月9日(木)、2020年の年頭会員懇親パーティーを大阪市内にて開催し、会員約560名が出席した。
新年の挨拶で松本正義会長は、昨年を振り返り、G20大阪サミットの開催やラグビーワールドカップの盛況をあげ、関西・日本が世界から注目された1年であったと述べた。2025年の大阪・関西万博の開催に向けては、今後5年間は政治・経済・社会において大きな変革が予想され、「疾風怒涛の時代」になると表現し、関西の発展に向け、「ONE 関西」として準備に取り組んでいくとの抱負を述べた。
その後、ご参会の子年生まれの16名の方々に、松本会長から縁起物の住吉大社の守護矢が贈呈された。子年生まれを代表して、関経連特別顧問の宇都宮浩太郎氏が新年を祝う乾杯の発声を行い、会員同士が交流を深めた。
令和2年 大阪新年互礼会を開催
1月6日(月)、大阪府、大阪市、大商、関西経済同友会とともに、令和2年大阪新年互礼会を大阪市内にて開催し、約2,300名が出席した。
冒頭、主催者を代表して吉村洋文 大阪府知事、中尾寛志 大阪市副市長、尾崎裕 大商会頭、松本正義 関経連会長、池田博之・深野弘行 関西経済同友会両代表幹事らが挨拶を行った。松本会長は、昨年の活動への協力に謝意を述べるとともに、今後、関西で開催される大型イベントに向け、「ONE関西」で関西一体となっての協力を呼びかけた。
続いて、三田勝久 大阪府議会議長による新年を祝う乾杯発声が行われ、にぎやかな雰囲気のなか、出席者らは新年の挨拶を交わし、盛況のうちに閉会した。