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2021年度
第1回関経連Ⅾ&Iフォーラム
11月19日(金)、第1回関経連D&Iフォーラムを大阪市内の会場「MUIC Kansai」とオンラインの併用にて開催、松本正義会長や牧野明次副会長、山内千鶴 D&I専門委員長など253名が参加した。
冒頭、松本会長から「コロナ禍をふまえ、柔軟で強靱な企業の姿が求められている。そのなかで、多様性を組織の力としていくダイバーシティ&インクルージョン(D&I)が重要であり、多様な人材が集い新たな挑戦をし続けられる環境を関西に創り出す」とあいさつがあった。続いて、山内専門委員長から、企業におけるD&I推進の基本理念やアクション、めざすべき企業の姿を取りまとめた「関西D&Iビジョン」を公表した。
その後、矢島洋子 三菱UFJリサーチ&コンサルティング執行役員による「関西におけるD&I先進地化への可能性」と題した基調講演や、矢島氏、渥美由喜 厚労省政策評価に関する有識者会議労働・子育てWG委員、國井美和 D&I専門委員会副委員長、田村太郎 ダイバーシティ研究所代表理事らによる「多様な人材の能力を最大限発揮するには」をテーマとしたパネルディスカッションが実施され、関西におけるD&I推進の課題や必要な取り組みについて、活発な意見交換が行われた。
最後に、牧野副会長は、「高い目標を掲げ、関西全体でビジョンの実現をめざす。その意識を参加企業と共有できた。D&I先進地化という目標に向け、ファーストペンギンの心意気をもって、一歩一歩着実に、時には大胆に、歩みを進める」と締めくくった。