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2023年度

2023.12.22

シンポジウム「マルチステークホルダー資本主義のもとで求められるコーポレートガバナンスを問う」を東京にて開催

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 12月13日(水)、東京都千代田区のイイノホールにて、シンポジウム「マルチステークホルダー資本主義のもとで求められるコーポレートガバナンスを問う」を開催し、約260名が参加した。
 甘利明 衆議院議員の来賓あいさつに続き、基調講演では、スズキトモ 早稲田大学教授から付加価値の拡大とその適正分配を目標とする経営の推進の必要性について説明があった。
 パネルディスカッションでは、広田真一 早稲田大学教授から資本主義に関する世界の潮流、菰田正信 三井不動産代表取締役会長から現在のコーポレートガバナンスコードが形式的すぎることや数字が独り歩きしがちであることなどの問題点、江良明嗣 ブラックロック・ジャパンインベストメント・スチュワードシップ部長からコードの実質化や企業と投資家の対話の重要性についてそれぞれ説明があった。また、松本正義 関経連会長からは、マルチステークホルダー資本主義の考えを盛り込んだコードの改訂案などについて説明があり、シンポジウムは盛況のうちに終了した。