トップページ > 関経連からの発信> TOPICS > 2024年度 > 日本記者クラブでの記者会見

TOPICS

2024年度

2024.06.07

日本記者クラブでの記者会見

240607topics2

 6月3日(月)、松本正義会長は、東京都内の日本記者クラブにて「マルチステークホルダー資本主義の考え方・求められるコーポレートガバナンスのあり方」をテーマに記者会見を行い、マスコミ関係者約70名が出席した。
 松本会長は、資本主義の現状について、「世界では行き過ぎた株主第一主義から脱却し、マルチステークホルダーへの配慮を重要とする潮流が生まれている」と説明した。その上で、多様なステークホルダーへの公平でバランスの取れた企業価値の分配や、「三方よし」の経営理念に基づくコーポレートガバナンス・コードの改定、四半期開示の義務付け廃止などを訴えた。
 その後、記者からの「ベースアップ実施率が過去最高という状況だが、各企業は五方よしに近づいているか」との問いに対し、松本会長は「企業経営は経営者の倫理観・道徳観によるところが大きい。従業員とともに働こうとする経営者が増えており、良い傾向だと思う」と述べるなど、活発な質疑応答が行われた。

*記者会見の模様はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=IARs8_RB9xk