導入理由
- 近年、新卒に加えて若年層キャリア採用者も増加傾向にある。入社1年目の社員に対して、オンボーディングを目的としたメンター制度の強化を図るとともに、仕事に慣れ始めた入社後数年を経過した社員に対しても、改めてメンタリングの実施機会を設けることで、定着率向上を目的として導入した。
※オンボーディング…新しい仲間が組織に順応するよう促進する取り組み。 - 自己申告によるキャリアチャレンジを実現すべく「キャリア・デザインシート」を通じて、社員自身の現状を見つめ直すとともに、育成・処遇・配置・職場環境など、さまざまな改善に活用し、社員の満足度を向上させる目的として導入した。
時期
- 1年間(7月~翌年6月)
- 年に1回実施(人事委員会開催に合わせて結果を本人にフィードバック)
対象者
- (1回目)入社1年目社員
(2回目)入社5年目までの社員 - 全社員(1年目社員・管理職・嘱託社員を除く)
内容
- メンター/メンティのペアで、1回/月のメンタリングを実施。
メンタリング記録を通じて、事務局とフォローアップ内容を検討の上、都度フィードバックを行う。(なお、メンティはメンターと異なる部門より選抜) - 対象社員が「キャリア・デザインシート」記入し、これを通じて上司と直接面談を行う。現在の業務量や適性、配慮してほしいこと等を記入し、人事異動の希望のみならず、自身の現状を振り返る(セルフアセスメント)内容もQ&A方式で回答する。
集約結果は経営会議において報告し、人事異動の内容に反映される。
利用者数
- メンター制度は全20ペアにより運用中。
- 「キャリア・デザイン」シートにより、約10名のキャリア・チャレンジが実現。