導入理由
社内における女性従業員比率が低く、特に技術系分野においてはその特徴が顕著である。
社内で悩みを相談できる相手が少ないことやロールモデルの不足を受け、同じ課題を持つKOBELCOグループ、住友ゴムグループと共同で技術系女性交流会を開催。
『女性エンジニアがWorkとLifeを充実させるために、情報提供やネットワーキングを行う』を目的に2023年度に2回、2024年度に3回の開催を予定している。
対象者
川崎重工グループ、KOBELCOグループ、住友ゴムグループで勤務する女性エンジニア(技術系女性)
※トピックに応じて上司や興味のある方も参加可能
内容
2023年より神戸のモノづくり企業で協力し、技術系女性を対象にした交流会を開催。
以下のようなテーマを設定し、技術系女性がいきいきと働くことができるようにするため情報提供やネットワーキングを行う。
■ 2023年度:WorkとLifeの充実をテーマに原則、対面形式で実施
第1回 技術者としてのキャリア(Work·Life)について語る
対象:技術系女性、開催方法:対面
第2回 技術者の専門性とは? ~自分の興味・強みを活かして~
対象:技術系女性、開催方法:対面
■ 2024年度:インクルージョンをテーマに技術系女性の上司まで対象を拡大
第3回 フルキャリマネジメント~個人と組織双方の成長につながる働き方~
対象:技術系女性とその上司を含む希望者、開催方法:オンライン
第4回 技術系管理職のリアル~キャリアにおける期待と不安の解像度を上げる~
対象:技術系女性とその上司、開催方法:ハイブリット(対面とオンライン)
参加者数
第1回 約100名
第2回 96名
第3回 270名
第4回 160名
参加者の声
- 管理職の方のリアルな話や他企業の方とたくさんお話することができ、とても有意義な時間だった。
- 他社と交流できる機会は貴重なので、継続してこのような場を設けてほしい。
- キャリアについて何となく漠然と捉えていたものが整理されて、今の自分がどうなのか、これからどこを目指したいのかを考える時間になったのが良かった。
- 社内にはいない、女性の先輩にアドバイスをもらえ、いい機会になった。
- 技術系の女性と話す機会、ましてや他職業の技術系の方と話す機会はないので大変貴重な経験になった。