導入理由
人的資本経営の方向性の1つとして「DE&Iの実現」を掲げている。
職場環境の整備に多様な意見を反映し、従業員エンゲージメントの向上へつなげるため。
対象者
全役職員
内容
- 生産技術部へ多様な人材を配属し、生産現場の働き手の多様性を視野に入れ、設備設計や工程設計を担当している。
- ユニバーサル仕様を意識し、オフィスや研究開発センターのレイアウトおよび什器を選定した。
- 多様な価値観を持つ人材が着用することを想定し、作業服のデザインや素材を選定した。
効果
- 重量物を扱う工程には自動化やロボットを導入し、安全で多様な人材が活躍できる生産現場となっている。
- 研究開発センターに実験台のバリエーションが増え、研究者が使いやすい高さの実験台を選べる環境が整った。
- 研究開発センターにはオープンな実験スペースとワーキングスペースを確保し、本社オフィスにはショートミーティングスペースを完備したことで、部門や役職、専門分野を超えたコミュニケーションの機会が増えた。
利用者の声
- 実験室内にディスカッションスペースが設けられたので、気軽に部門を跨いだ意見交換や相談ができ、作業効率が向上した。
- 実験内容に応じて実験台を選択でき、作業の安全性が高まった。
- 多様な価値観に対応した作業服のデザインになり、不安が軽減された。
- 本社オフィスは、レイアウト事例として取引先のHP内で紹介されている。