導入理由
社員と経営層との対話を促進するため、社員が経営層に直接提言する場を設けた。特に、制約のある社員が増える未来を見据えた中長期的な働き方改革が求められていることが背景にある。
対象者
各本支店から男女、キャリア採用など、主に30代前後中心の多様な社員45名が参加。経営層は新卒採用、男性、シニアと同一性が極めて高く、未来に向けた働き方改革を多様な視点で検討する意図があった。
内容
半年にわたり、社員が自由に意見を出し合い、グラフィックファシリテーターの協力を得て「今抱えているモヤモヤ」を視覚的に表現。 その後、そのモヤモヤを反転させて少し先を見据えた「ありたい姿」を具体的に表現。東京、名古屋、大阪でワークショップを実施。参加者は制約のある社員の働き方や中長期的な企業戦略について提案をまとめた。
効果
従業員の意識改革が進み、経営層からも「当社は個人の自由な指向性を応援する会社であるべき」との声が上がった。柔軟な勤務形態のさらなる拡充が検討され始めた。
参加者の声
- 制約のある働き方が当たり前になる未来に備え、働き方改革が重要だと感じた
- 自由に使える時間を増やすことで、よりクリエイティブな提案が可能になった
- このWGで言いたいことを出し切った。将来の働き方を考えるのに価値のあるWGだったと思う。
- 全店で集まり、今まで接点のない人たちと関わることで、同じような課題を抱えている仲間がいると感じた。

ワークショップ風景

ありたい姿の事例

経営層への報告会風景