導入理由
仕事と育児の両立支援制度の充実等により女性社員の割合は増加しているが、幹部社員全体に占める女性社員の割合は、社内の男女比率と比較し少ないため、選抜型の幹部社員育成研修を導入した。
対象者
近い将来、幹部社員として活躍して欲しい女性社員
内容
- 約半年間、計6回の研修を実施。
- 社外講師を招き、「キャリアビジョンの明確化」「リーダーシップ発揮に必要なスキルの向上」「ビジョン実現に向けた、巻き込み方」など意識と実践的なスキルアップに通じるテーマを設定し、課題解決力の向上を図る。
- 研修では、社内ネットワークの構築や、将来的な部門連携の体制作りを見越し、ディスカッションの時間を多くとるよう、設計している。
- 研修の事後課題に上司へのフィードバックを組み入れることで、上司と二人三脚で育成を支援する仕組みを取っている。
- 研修の最後には、成果発表会と題して、人事担当役員にプレゼンを実施。自身や職場の課題解決に対するコミットメントを発表する。
参加者数
約20名/年間(選抜型)
参加者の声
〈受講生の声〉
- 自身のキャリアを見つめなおすきっかけとなった。
- リーダーとは、組織を強く牽引する人というイメージであったが、自身の強みを活かしたリーダー像があることに気づくことができた。
- 他部門の方との意見交換がとても刺激的だった。
- 研修を通じて、各々で物事の捉え方や課題解決の優先度に違いがあることがわかった。
- 自身の考え方の傾向に気づくこともでき、グループで仕事を進める際に役立つスキルを多く学べた。
〈受講者の上司の声〉
- この研修を通じて、今後のキャリアを話すきっかけとなった。
- 日々の業務の取り組み方にも変化があり、リーダーシップを発揮されている場面を見かけることが増えた。
- 選抜型の研修に参加したことで、モチベーションアップにつながった。