導入理由
女性社員の自律的なキャリア形成の支援・成長機会の拡充及び個を活かす人材育成の風土醸成と組織力強化を目的として、2021年より開始。
対象者
部門より推薦された部長級社員と女性基幹職(課長級又は係長級社員)
内容
- 他部署の部長級社員(メンター)と女性基幹職(メンティ)が4人一組のグループで中長期的な成長やキャリア、人材育成や職場運営などについて定期的に対話するプログラム。
- メンタリングの他、当社役員及び多彩な外部有識者による講話及びディスカッションや交流会、参加者同士の意見交換会等を開催。
- メンティは多様な視点に触れ、成長意欲を高めるとともに、自分なりのリーダーシップを考える。
- メンターはメンティの成長を支援するほか、自身もマネジメントの幅を広げ、自職場に活かす。
参加者数
2021年より実施し、延べ85名(部長級社員42名、女性基幹職43名)が参加
効果
- 受講前後のアンケートで、メンティは「自分のありたい姿に向かって、何かに取り組みたいと感じる」の肯定回答率がプログラム前70%から修了後100%に変化。
- メンターは「自職場で部下の特性を考慮し、成長を見越した業務やコミュニケーションの取り方を工夫している」の肯定回答率がプログラム前73%から修了後100%に変化 (第三期受講者)。
受講者の声
女性基幹職(メンティ)
- メンターとの対話やメンティ同士の意見交換により、自己を俯瞰的に捉え内省できた。
- リーダーシップについて建設的な議論を繰り返すことで、自分と異なる考え方を受容することの重要性にも気づけたことや、部門を超えたつながりを構築できたことも有意義だった。
部長級社員(メンター)
- 対話することでその人の性格、強み、弱みを理解でき、自部門での指導にも役立つと実感した。
- 傾聴を軸に深いコミュニケーションを図り、信頼関係を構築することがどんな場面においても基本的なコミュニケーションメソッドであることを改めて理解できた。