導入理由
女性社員の更なる上位職への登用加速を目指し、導入。
キャリアアップに必要となる視野・視座、知識、経験、人脈の獲得を目指す。
対象者
更なる上位職での活躍が期待される女性社員
内容
- メンタリング、研修・勉強会、自己啓発を定型メニューとし1年間実施。
- サポーター役員と対象者との面談月1回(60分)。
- 月次勉強会では、役員や社外取締役による高話と質疑。その後対象者同士の情報交換を30分実施し、横連携を深めながらネットワークを構築。
- 各自のスキルやキャリアに合わせて4種類全7科目の中から1科目選択し、実践的なマネジメントの基礎知識を自己学習。
- プログラムの中でチャレンジングな業務アサインを行い、役員と対象者の上司が連携しながらサポートし成長を支援。その他、定形外メニューあり。
参加者数
女性社員40~60名(2021年以降、合計160名が参加)
専務、常務執行役員30名
効果
<対象者>
- アンケートにおいて「いずれは上位職にチャレンジしたい」の回答は、制度開始前は約5割であったが、制度を通して3割以上増加。視座が高まり、キャリア形成に向けたマインドセットが整う成果を得られた。上位職への登用も進んでいる。
<サポーター役員>
- 女性社員の潜在能力と活躍の重要性を認識し、また育成スキル向上につながった。
<対象者上司>
- 女性社員の育成に関する理解の深まりや、一人ひとりに合ったきめ細やかな対応への必要性を認識。
受講者の声
<対象者>
- 丁寧なメンタリングで考え方の整理、視野の広げ方などをご指導頂き、視座を上げることができた。
- 本制度を通して自分がどうしていきたいか考える機会を持つことができ、自分らしいリーダーシップ実践できるようになった。
- 昨年より自分に自信を持ち、日常業務でも落ち着いて物事を俯瞰して考え発言できるようになったと実感している。
<サポーター役員>
- 見えていることだけで勝手に思い込んだり、判断をせず、耳を傾けること、相手を知ることの重要性をより感じた。
- 一人ひとりに合ったサポートをすることの重要性を痛感した。
- 社外交流として、外部からのインスパイアを目的に他企業の女性役員方を紹介する等の定形外メニューで、人脈形成等へも効果があった。