導入理由
ANAグループおよびANAは、2020年代の可能な限り早期での女性役員・管理職比率30%実現を目指すとともに、国際航空運送協会(IATA)の「25by2025」では、2025年12月末までにANA単体で「役員・部長レベル」の女性数を2019年4月時点に対し25%増やすとコミットしているが、2024年6月時点でのグループ全体の女性役員比率は11.8%、女性管理職比率も20.3%であり、目標達成に向けて計画的な育成と登用が必要となっている。
女性管理職の中でも、とりわけフロントラインにいる女性課長職は、専門分野での経験が長く、活躍領域が限定的である傾向で、他部門を含めた経営視点を持つことが難しい状況にあるため、本プログラムの導入に至った。
対象者
受講者 :リーダー(課長)職女性社員
スポンサー:執行役員
内容
リーダー(課長)職女性社員が自身のマネジメント方法を振り返り、スポンサーからのアドバイスをもとに目指す姿を明確にし、自己成長につなげていくため、以下のプログラムを実施。
スポンサーとの1on1
対象者1名に対し3名の執行役員がスポンサーを担当、1時間の1on1を1名につき2回実施。(3名と計6回)
対象者は自身の考えや悩みへの助言を受けると共に、1on1を通じて視座を上げ自分のありたい姿を明確にする。
中間ディスカッション
中間地点での経営視点に必要な勉強会と受講者同士のディスカッションを行う。
終了プレゼンテーション
プログラムの総括として各受講者からプレゼンテーションを行う。
参加者数
2024年度 受講者:12名 スポンサー役員:20名 が参加
効果
これまでにグループ9社から47名が本プログラムを修了し、そのうち約3割の者が上位職へ昇格して活躍している。
受講者の声
- 会社の垣根を超えたスポンサーの助言で、グループ全体で価値創造をしていくという視座を持てた。
- 他のメンバーの方の考えを共有していただけたことで自分の課題を再発見できた。
- プログラムを通じ、あらためて会社が何を目指しているのか、どのように動くことでそれが実現できるのかをじっくりと考えることができた。また、これまでの自身の視野が非常に狭かったことを実感した。