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制度・取り組み事例集
  • 階層横断施策

社外勤務制度と業績評価制度

食料品製造業

ネスレ日本

  • 勤務形態
  • 働き方の柔軟性
  • 評価制度
  • 多様なワークスタイルへの対応と適正な評価
  • 適材適所の人材配置と複線的なキャリア選択
  • キャリアの自律を後押しする人事制度の見直し
  • 両立しやすい勤務形態の整備
  • 短時間勤務者向けの目標管理や評価制度の導入
  • 在宅勤務・テレワーク
  • 社員自身が働く時間や場所を、上司とコミュニケーションをとりながら自分で決めることができる
  • 柔軟な働き方を可能にするには、会社にいる時間や働く時間の長さではなく、何をどのように達成したかを評価する業績評価制度が必須

導入理由

労働生産性の向上と社員満足の両立を目指し、2011年より段階的に柔軟な働き方を可能にするための取り組みを進めている。

対象者

社外勤務制度 – 全社員(工場勤務や店舗勤務社員を除く)

業績評価制度 – 全社員

内容

【社外勤務制度】

  • 業務効率・生産性向上という目的が明確であれば、社員は、頻度や理由の制限なく、働く時間や場所を自由に選び自宅等社外の勤務ができる制度。
  • 上司に報告するのみで社外での勤務が実施できる。
  • 健康上の配慮から、原則として、勤務可能時間は朝5時~夜10時の間としている。

【業績評価制度】

  • 全社員が、年初に上司と面談し、年間の業績目標やその成果の判断基準について、上司と合意する。
  • 期中に定期的に上司と部下で面談を行い、目標に対する進捗状況を話し合う機会を設けている。
  • 会社にいる時間の長さではなく、達成した内容で評価される評価制度があるからこそ、社外勤務制度の運用が成功裡にできている。

ポイント

2017年からこの働き方を推進していたため、2020年春以降の新型コロナウイルスによる出社困難時にもスムースに対応することができ、ビジネスへの影響を最小限に留めることができた。また、社外勤務のメリットを全社員が体感できたことによって、現在では出社と社外勤務をバランス良く組み合わせた“Hybrid Working”という形に進化している。

社員の声

出勤をするためには身支度や通勤時間に時間がかかったり、出社後には電話の取次ぎや事務作業もある。社外勤務制度を活用して、業務の成果につながらない時間をできるだけ減らし、効率よく仕事をすることを意識している。結果、プライべートを充実させる時間や家族のための時間も捻出できている。

また、通常オフィス出社をする勤務地においても、配偶者の転勤等を考慮し、

配偶者と同じ拠点から働くことも可能となるケースも増えていて、更に働きやすい環境が整ってきている。

お問い合わせ先

ネスレ日本 人事総務本部人材開発マネジメント部

森垣

TEL:078-230-7000