「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」© Cartier(建築デザイン)
ドバイ万博日本館の設計を行った永山祐子氏が建築を担当。同館で使用されたファサード資材を再利用するという、画期的な取り組みが行われる。
ウーマンズ パビリオンの出展について
2025年に開催される大阪・関西万博において、女性活躍の状況を世界に発信する「ウーマンズ パビリオン」が出展されることが決定しました。このパビリオンは、内閣府、経済産業省、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が出展参加者であるリシュモン ジャパン株式会社 カルティエと連携し、日本の取り組みや日本における女性活躍の状況を広く国内外に発信するとともに、世界における女性活躍の状況を紹介することを目的に出展されます。
カルティエが出展参加者として選定
2022年7月1日から7月29日までの間、日本国際博覧会協会が出展参加者を公募し、その後、同協会の「女性活躍推進館(仮称)審査委員会」(座長・華道家元池坊 次期家元 池坊専好氏)による審査を経て、リシュモン ジャパン株式会社 カルティエが出展参加者として選定されました。
カルティエはスイスに本拠地を置くリシュモングループが擁するブランドの一つであり、2020年のドバイ万博でも同テーマのパビリオンを出展しており、その経験と実績が今回の選定につながりました。
すべての人が輝く未来へ
2023年3月8日には、「Women’s Pavilion(ウーマンズ パビリオン)in collaboration with Cartier」という名称と基本構想が発表されました。このパビリオンのコンセプトは、「When women thrive, humanity thrives ~ともに生き、ともに輝く未来へ~」であり、すべての⼈が真に平等に⽣き、それぞれの能⼒を発揮できる世界をつくるきっかけを⽣みだすことを⽬指します。本パビリオンのコンテンツは、2020 年ドバイ万博の英国パビリオンをアーティスト、エズ・デヴリン⽒が手掛け、世界中の⼥性に寄り添い、⼥性たちの体験や視点を通して、公平で持続可能な未来を志すことを来場者に呼びかけます。また、パビリオン2階にある「WA」スペースでは、対話型のイベントが開催される予定です。このパビリオンを通じて、大阪・関西万博は、ジェンダー平等や女性のエンパワーメントに関する世界的な対話を促進する重要な場になるでしょう。
(会場配置図)提供:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
関連サイト
- 公式サイト
- https://womenspavilion.cartier.com/ja/
- 博覧会協会 パビリオン紹介ページ
- https://www.expo2025.or.jp/domestic-pv/womens-pv/