５月29日(月)付で、柿原アツ子 川崎重工業執行役員 マーケティング・渉外本部長が、D&I専門委員会委員長に就任した。
就任にあたり、柿原氏より頂戴したコメントを以下に掲載する。
【D&I専門委員会委員長就任にあたって】
- 昨今、働く人が持つ能力を資本として捉え、価値を生み出す源泉とする「人的資本」の考え方が広がっております。上場企業は2023年春から、人材投資や育成の現状を有価証券報告書で情報開示することを義務付けられました。人的資本の充実には、女性や外国人、高齢者、障がい者等も含めた多様な人材が、柔軟な働き方で能力を最大限発揮できる環境整備が不可欠です。
- ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)専門委員会では、企業におけるダイバーシティ・マネジメントを促進すべく、様々な取り組みを行っております。2021年には、企業のD&I推進の基準となる基本理念とアクションを提示する目的で、「関西D&Iビジョン」を策定、公表いたしました。
- 国際情勢の変化や人口・労働課題の増大など、社会が大きく揺れ動き、企業の持続的な成長を支える観点からダイバーシティの重要性が再認識されている中で、また委員会としてもビジョンの実現に向けた動きを加速させる中で、今回委員長に就任させていただいた重責を感じております。
- ビジョン実現に向けて、関経連D&Iフォーラムの開催や「Kansai D&I News」の配信などこれまで委員会が行ってきた様々な活動を継続するとともに、企業の目標と働く人材の価値観をリンクさせられるようなアクションにも挑戦し、関西をD&Iの先進地とすべく取り組んでまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。
