
(労働政策部 松尾)
2月25日(火)、セミナー「デジタル時代の人材戦略:高度外国人材とDXで企業の未来を切り拓く」(主催:関西高度外国人材活躍地域コンソーシアム*)が神戸市内で開催され、オンライン視聴を含む計65名が参加した。
第1部では、飯田良親 ジェトロ高度外国人材スペシャリストが講演を行い、DXと外国人材の受け入れを進めるには、企業がそれらに取り組む目的を明確にし、外国人材も含む全社員と共有することが不可欠であると説明した。
第2部では、飯田氏と吉田圭輔 ジェトロ高度外国人材スペシャリスト(関西高度外国人材活躍地域コンソーシアムコーディネーター)によるトークセッションが行われた。飯田氏は異文化マネジメントに触れ、「外国人材に対し、どのような役割や業務を期待しているかを丁寧に説明することで、不本意な離職を防ぐことにつながる」と述べた。
*関西高度外国人材活躍地域コンソーシアム:
2023年2月に設立。高度外国人材の活躍推進による中堅・中小企業の海外展開促進・地域活性化をめざし、留学生をはじめとする高度外国人材の就職・定着支援を促進するための地域の産学官からなるコンソーシアム。当会が事務局を担い、日本貿易振興機構と連携して各種事業を展開している。