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2020年度
第1回「関西ビジョン2030検討会」を開催
7月2日(木)、学識者や企業役員を委員とする「関西ビジョン2030検討会」第1回会合を開催し、関西の現状や特徴、変化の兆しやパラダイムシフトをふまえたビジョンの枠組みについて意見交換を行った。
当会では、「関西ビジョン2030」を年内に策定することとしている。今後10年間は、技術の急速な進歩や価値観の多様化といった社会・経済のあり方が根本から変わる転換期であるとともに、万博等で国内外からの注目が関西に集まるゴールデンタイムでもある。関西を新たな発展軌道にのせることができるかが問われる非常に重要な期間であることから、今後の関経連の新たな挑戦と変革を示すビジョンとしたいと考えている。
今後、関西のありたき姿やその実現に向けたロードマップに関する議論を深めていく。
「わが国経済の早期回復と感染症を契機とした取り組みの加速に向けた要望」を策定・公表
6月8日(月)、「わが国経済の早期回復と感染症を契機とした取り組みの加速に向けた要望」を5月8日に公表した緊急要望につづく第2弾として策定・公表した。
今回の要望書は、経済回復に向けて追加的に取り組むべき施策や、今回の事態を契機に見直すべきインフラ・制度、さらに文化・芸術、スポーツの灯を絶やさないための支援等につきアンケート調査・ヒアリングをふまえ要望として取りまとめたものである。
要望とともに、感染拡大防止の取り組みの輪を広げる一助とすべく、「社会の公器」である企業自らが感染拡大防止に向けて実施している貢献・協力策等について整理している。
第58回定時総会・2020年度 第2回理事会を開催
5月25日(月)、第58回定時総会・2020年度第2回理事会を開催し、約60名が参加した。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のためソーシャルディスタンスを確保した座席配置にするとともに、参加者の滞在時間を短くするため、時間を短縮して実施した。また、例年開催していた記念講演ならびに懇親パーティーについては中止とした。
総会では定款の変更、理事の選任について審議・承認されたほか、2019年度事業報告や2020年度事業計画などにつき報告を行った。理事会では、副会長の選定や会員入会(特別会員6名)、「関西・新型コロナウイルス医療体制支援基金」の設置等について審議し、それぞれ承認された。
「新型コロナウイルス感染症 追加的対策に関する緊急要望」を策定・公表
5月8日(金)、「新型コロナウイルス感染症 追加的対策に関する緊急要望」を策定し、当会の松本正義会長から公表した。
新型コロナウイルスが経済や国民生活に甚大な影響を及ぼしていることを鑑み、会員企業へのアンケート調査などから得られた現下の実態をふまえ、一刻も早く政策へ反映させるべき事項を中心にとりまとめた。
具体的には、雇用調整助成金の拡充・見直し、テナント賃料等に関する負担軽減などの雇用維持・事業継続に向けた支援を求め、官民一体での治療薬・ワクチンの開発促進や自治体への交付金の早期拡充なども要望した。
当会では、引き続き、一日も早い事態の収束とわが国経済を成長軌道に戻すための取り組みに全力をあげる。