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2018年度
インドネシア商工会議所との懇談会を開催
1月16日(水)から17日(木)にかけて、関経連の松本正義会長および井上弘毅アジアビジネス専門委員長はインドネシアを訪問した。17日には、当会が創設に向け取り組んでいる「アジアビジネス創出プラットフォーム(ABCプラットフォーム)」について、事業への協力と第1回総会への参加を依頼するため、インドネシア商工会議所(KADIN)との懇談会を開催した。
懇談会では、松本会長が「本事業は関経連の最重要プロジェクトに位置づけている。アジア各国と関西の協力によってさらなる経済発展をめざしたい」と発言し、井上専門委員長は「両国の企業が協力して新しいものを生み出す環境づくりに尽力し、10年、50年、100年と続いてゆく事業としたい」と述べた。
訪問期間中には、在インドネシア日本国大使館やジャカルタジャパンクラブとも懇談した。
関西元気文化圏賞贈呈式を開催
1月22日(火)、関西元気文化圏推進協議会(会長:松本正義 関西観光本部理事長、関経連会長)は、「文化庁芸術祭賞(関西参加公演の部)」と合同で「関西元気文化圏賞」の贈呈式を開催した。
16回目となる今回は、がん免疫療法の原理を実証し、昨年のノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏に大賞が贈られた。また特別賞には、史上初の2度目の甲子園春夏連覇を果たした大阪桐蔭高等学校硬式野球部と、16頭目のジャイアントパンダの繁殖に成功したアドベンチャーワールドが選ばれた。
新人賞にあたるニューパワー賞には、日本高校ダンス選手権2連覇の同志社香里高等学校ダンス部、被災地での演奏会に取り組むスーパーキッズ・オーケストラ、関西企業が所有する普段非公開の絵画を集め展覧会を開催した関西経済同友会企業所有美術品展実行委員会が選ばれた。
大阪府・大阪市・経済3団体首脳による意見交換会を開催
1月15日(火)、大阪府・市と経済3団体のトップによる意見交換会を大阪市内で開催した。松井一郎 大阪府知事、吉村洋文 大阪市長、松本正義 当会会長、尾崎裕 大商会頭、黒田章裕・池田博之 関西経済同友会両代表幹事が出席し、ベンチャー・エコシステムの形成、内閣府が検討を進めている「スーパーシティ」構想、IRの誘致推進、大阪・関西の経済成長に向けた取り組みなどについて意見交換を行った。
ベンチャー・エコシステム形成については、ビジョンやアクションプラン等が不可欠であり、そのための推進体制づくりに向けて5者で協議をしていくこと、また、「スーパーシティ」構想については、2025年万博も見据え、夢洲を有力候補地として応募する方向で検討していくことなどで認識が一致した。
第10回水と光のまちづくり推進会議を開催
大阪府・市や経済界で構成される「水と光のまちづくり推進会議」では、大阪・関西の都市魅力を高め世界に誇れる「水と光の首都大阪」を実現するためさまざまな取り組みを推進している。
1月15日(火)に大阪市内にて開催された第10回会議には、大阪府・市と経済3団体のトップが出席。「水都大阪」等の2018年度の取り組みを報告した後、2019年度以降の取り組みについて意見交換を行った。
松本正義 当会会長は、水と光に関する取り組みが一層充実してきている点を評価し、「今後は万博・IRをにらんだ取り組みの検討や、国際イベントの機会をとらえて『水と光の首都大阪』を世界にPRする取り組みが必要である」と述べた。
また、会議に先立ち「大阪観光局(DMO)の推進に関するトップ会議」が開催され、インバウンドの中長期目標やIR・MICEの誘致推進等について意見が交わされた。
2019年年頭会員懇親パーティーを開催
1月9日(水)、2019年の年頭会員懇親パーティーを大阪市内にて開催し、会員約490名が出席した。
当会の松本正義会長は、昨年11月に大阪・関西での開催が決定した2025年万博について、誘致活動への協力に対する感謝の言葉を述べた。また、今年からG20大阪サミットなど大型の国際イベントが関西で連続して開催されることに触れ、それによりインフラ整備や地域活性化が進展するとして、「万博が開催される2025年、さらにはその先を見据え、関西の発展の姿を皆さんと一緒に考えていきたい」と述べた。
その後、ご参会の亥年生まれ25名の方々に、松本会長から縁起物の住吉大社の守護矢を贈呈した。亥年生まれを代表して井上礼之副会長が新年を祝う乾杯の発声を行った後、出席者らは会員同士の交流を深めた。
平成31年大阪新年互礼会を開催
1月4日(金)、大阪府、大阪市、大商、関西経済同友会とともに、平成31年大阪新年互礼会を大阪市内にて開催、約2,300名が出席した。
冒頭、主催者である尾崎裕 大商会頭、松井一郎 大阪府知事、吉村洋文 大阪市長、松本正義 関経連会長、黒田章裕・池田博之 関西経済同友会両代表幹事らが挨拶を行った。松本会長は、今年から始まるゴールデン・スポーツイヤーズや今年6月に開催されるG20大阪サミット、来る2025年万博に向け「関西が一丸となり盛り上げていきたい」と述べた。
続いて松本会長による乾杯発声が行われ、にぎやかな雰囲気のなか、出席者らは新年の挨拶を交わした。
第8回関西3空港懇談会を開催
12月24日(月)、第8回関西3空港懇談会を大阪市内にて開催、懇談会の座長を務める当会の松本正義会長のほか、蝦名邦晴 国土交通省航空局長、松井一郎 大阪府知事、井戸敏三 兵庫県知事、山谷佳之 関西エアポート社長らが出席した。
民間による一体運営の実現や航空需要の拡大などにより、関西3空港をめぐる環境が前回実施した2010年から大きく変化していることを受け、約8年ぶりに開催した。松本座長は冒頭挨拶で、こうした環境変化をふまえ、安心・安全の確保、環境面への配慮、利用者利便性の視点を原則として、関西3空港の最適活用についてあらためて議論することが懇談会を再開した趣旨であるとし、出席者らに「関西全体の航空需要拡大と関西の活性化を見据えた議論をお願いしたい」と呼びかけた。
大阪湾岸道路西伸部 起工式に出席
12月22日(土)、大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄、延長14.5km)の起工式が神戸市内にて開催された。式典には、井戸敏三 兵庫県知事、久元喜造 神戸市長をはじめ、国会議員、国土交通省幹部ら約500名が参加し、当会からは松本正義会長が出席した。
西伸部が開通すると、全国の都市高速道路の中で渋滞ワースト1位となっている阪神高速3号神戸線の渋滞緩和に寄与するほか、阪神港や関西国際空港などへのアクセス向上による物流の効率化や災害時の代替路の確保等も可能となる。
松本会長は挨拶の中で、西伸部を関西の環状道路の中でも重要路線と考えていると述べた上で、開通により物流や人の流れの面で大きな効果があるとの期待を示した。
「パリ協定に基づく長期戦略策定に向けた意見」に関する要望活動を実施
12月13日(木)、「パリ協定に基づく長期戦略策定に向けた意見」を取りまとめ、公表した。20日(木)には、関経連の佐藤士副会長が、岸田文雄 自由民主党政務調査会長、細田博之 衆議院議員、髙木毅 衆議院原子力問題調査特別委員会委員長らを訪問し、要望活動を実施した。
要望では、パリ協定に基づく長期戦略の策定に際し、エネルギー転換の実現に向けたイノベーションを創出するためや、その成果を電力部門に限らずあらゆる部門で実装するための支援を盛り込むよう求めた。また、安全性の確保を前提に、ゼロ・エミッション電源である原子力発電を活用することなども訴えた。
岸田政務調査会長からは、「世界のエネルギー転換・脱炭素化の実現に貢献するイノベーションの創出に向け、経済界と意思疎通をはかりながら努力していきたい」との発言があった。
三重・奈良・大阪リニア中央新幹線建設促進大会を開催
12月17日(月)、リニア中央新幹線の一日も 早い全線開業に向け、名古屋以西の沿線自治体である三重県、奈良県、大阪府と、関経連ならびに三府県の経済団体が三重県津市にて一堂に会し、建設促進大会を開催した。
大会には関係者約370名が出席し、名古屋 以西のルート・駅位置の早期確定を求める決議を採択するとともに、三府県の自治体・経済界が引き続き連携していくことを確認した。
来賓として出席したリニア中央新幹線の建設主体である東海旅客鉄道の金子慎社長からは、「リニア中央新幹線の開通により、人的交流が活発化し日本経済が大いに活性化する。 今後も各府県の担当者と実務的な意見交換を重ねていきたい」との発言があった。