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2022年度
関西広域連合と関西経済界との意見交換会
３月24日(木）、関経連をはじめとする関西の10経済団体は、関西広域連合と意見交換を行った。当会から松本正義会長、村尾和俊副会長が、関西広域連合からは、仁坂吉伸連合長をはじめとする12名の知事・市長らが出席した。
意見交換を通じ、関西の産業競争力を高めるため、各公設試験研究機関、研究・経営支援機関、民間が一体となって企業の研究・技術開発および事業化支援を行う広域プラットフォームを2022年度から立ち上げることで認識が一致した。
そのほか、コロナ禍への対応、地方分権・広域行政の推進、広域観光の振興、2025年大阪・関西万博の機運醸成等、関西の広域的課題に対して、引き続き、官民一丸となって取り組んでいくことを確認した。
第８回はなやかＫＡＮＳＡＩ魅力アップフォーラム
３月24日(木)、近畿経済産業局とともに、関西の魅力アップに向けた取り組みを共有・議論する｢第８回はなやかＫＡＮＳＡＩ魅力アップフォーラム｣を開催し、当会の角和夫副会長(フォーラム座長)が出席した。
フォーラムでは、外国人受入環境整備に係る優良事例を表彰する｢第５回はなやかＫＡＮＳＡＩ魅力アップアワード表彰式｣を開催し、関西インバウンド大賞に在留外国人向けのライフサポートメディアを運営する"ＹＯＬＯ ＪＡＰＡＮ"が選ばれた。特別賞には、海外からのインターン生とともに茶畑ツーリズムに取り組む"お茶の通販・京都おぶぶ茶苑合同会社"、日本製包丁の魅力を多言語で発信している"中川ジャパン"、シェアハウスの運営を通じた外国人の居住・就労支援事業を行っている"ＰＨＤ協会"、奈良県十津川村で森林を活用したアウトドア施設を運営する"フェレリ合同会社"、運行する京都丹後鉄道でキャッシュレス決済システムを導入した"ＷＩＬＬＥＲ ＴＲＡＩＮ"が選ばれた。
「国際物流戦略チーム」 第 18 回本部会合を開催
３ 月 23 日(水) 、陸・海・空にわたる関西の国際物流の活性化に向けて産学官で取り組む「国際物流戦略
チーム」（本部長 松本正義 関経連会長） は、第 18 回本部会合を開催した。
会合では、本チームの活動の方向性を示す 今後の取り組み について、 With コロナ時代の物流のあり方を反映した変更案が承認された。具体的 な変更点として 、農産品 の 輸出 拡大を見据えたグローバルコールドチェーンの構築やデジタル物流システムへの転換、国際物流の脱炭素化の推進などが盛り込まれた。また、 2025 年大阪・関西万博開催に向けた夢洲の物流課題への対応については、港湾関係者や物流事業者、その他関係機関との連携により、協力して取り組んでいくことが確認された。