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2023年度
西日本経済協議会 政府・与党に対し要望活動を実施
11 月８日(水)、北陸、中部、関西、中国、四国、九州の６経済連合会で構成する西日本経済協議会
は、10 月に金沢市で開催された総会における決議「変革による活力と魅力溢れる地域の創生～行動する西日本が拓く未来～」に基づき、政府・与党に対し要望活動を実施した。
当日は、当会の松本正義会長をはじめとする６経済団体の会長・専務理事らが、松野博一 内閣官房長官、斉藤鉄夫 国土交通大臣、自見はなこ 内閣府特命担当大臣、今枝宗一郎 文部科学副大臣、岩田和親 経済産業副大臣、瀬戸隆一 財務大臣政務官、萩生田光一 自由民主党政務調査会長に対し、決議内容を国の施策へ反映することを求めた。要望先からは、要望内容についてしっかり取り組んでいきたいとの発言があった。
御堂筋ランウェイ2023 および 大阪・光の饗宴2023開宴式
11 月３日(金）、御堂筋ランウェイ 2023(主催：御堂筋パーティー実行委員会)および大阪・光の饗宴 2023 開宴式(主催：大阪・光の饗宴実行委員会)が御堂筋で開催され、吉村洋文 大阪府知事、横山英幸 大阪市長、松本正義 関経連会長、鳥井信吾 大商会頭らが出席した。
御堂筋ランウェイでは、2025 年大阪・関西万博機運醸成トークセッションが行われ、松本会長は、知事・市長や 1970 年大阪万博の制服を着用したモデルのアンミカ氏らとともに登壇し、11月末から前売り販売が開始される入場チケットの積極的な購入を呼び掛けた。
御堂筋ランウェイに引き続き開催された大阪・光の饗宴 2023 開宴式では、「御堂筋イルミネーション 2023」の点灯セレモニーが行われた。
関西高速道路ネットワーク推進協議会 要望活動を実施
10 月 31 日(火)、関西高速道路ネットワーク推進協議会の松本正義代表(関経連会長)らは、茂木敏充 自由民主党幹事長、金子恭之 自由民主党組織運動本部長、山口那津男 公明党代表、佐藤啓 財務大臣政務官、加藤竜祥 国土交通大臣政務官らへの要望活動を行った。
要望では、関西圏の環状道路ネットワークの早期完成をめざし、2025 年大阪・関西万博のアクセス道路となる淀川左岸線(２期)の早期整備に向けた予算確保や、名神湾岸連絡線の有料道路事業の早期導入および予算確保、さらには大阪湾岸道路西伸部、淀川左岸線延伸部、大和北道路、大和御所道路、神戸西バイパスなどの事業中路線への継続的な予算確保などを求めた。
当会では引き続き、関西の高速道路ミッシングリンクの早期解消に向け取り組んでいく。
関西デジタル・マンス クロージングイベントを開催
10 月 30日（月）、「関西デジタル・マンス」のクロージングイベントを大阪市内の会場「QUINTBRIDGE」とオンラインの併用にて開催、村尾和俊 関経連副会長・ＤＸ委員長をはじめ約 200 名が参加した。
イベントでは、今年創設した、ＤＸを通じて新たなビジネスの創出や業務効率化、地域・社会課題の解決に取り組む企業を表彰する「KANSAI DX AWARD 2023」(審査委員長：宮田裕章 慶應義塾大学医学部教授)の表彰式を行った。
今回グランプリは三重県伊勢市で食堂を営む「ゑびや」が受賞。同社の小田島衣里代表取締役は、「地方の中小企業は、自社に合ったデジタルツールを使って利益を生み出すことが急務。当社の取り組みが少しでも参考になれば幸いである」とあいさつした。このほか、先進的アイデア賞など各賞を６社が受賞した。
表彰式に続き、宮田審査委員長による「いのち輝く未来社会への共鳴」と題した講演や、加古川市および大阪府による行政ＤＸの事例紹介などを行った。
北陸新幹線整備促進シンポジウムin関西2023を開催
10月27日(金)、関西広域連合、京都府、大阪府とともに「北陸新幹線整備促進シンポジウム in 関西2023」を開催、約100名のオンライン視聴者を含む
約350名が参加した。
本シンポジウムは、北陸新幹線についての理解を深めるとともに、大阪までの早期全線開業に向け、関西における機運醸成をはかることを目的として開催したものである。
トークセッションには、福井県の杉本達治知事、神戸大学の正司健一名誉教授、関経連の楢原誠慈副会長・国土広域基盤委員長、リクルートじゃらんリサーチセンターの澤柳正子客員研究員が登壇し、「開業効果を最大限生かすために必要なこと」や「開業がもたらす関西と北陸の交流促進と地方創生」等のテーマに基づき、活発な議論を交わした。あわせて、来年３月の金沢・敦賀間開業に向けた期待や、大阪までの全線開業が大阪・関西にもたらす効果などについても発言があった。
2025 年日本国際博覧会協会 機運醸成委員会 第２回総会
10月19日(木)、2025年日本国際博覧会協会(以下、博覧会協会)は、大阪・関西万博に向けて、博覧会協会や自治体、経済界などが一体となって機運を醸成するために設置した「機運醸成委員会」の第２回総会を大阪市内で開催した。
松本正義委員長(関経連会長)は、「全国各地の経済連合会を訪問し、機運醸成への協力やチケット購入について直接呼びかけを行ったところ、大変好意的に受け止めていただいた。今後さまざまな要望にも応えながら、万博への全国的な関心の向上やチケット販売の促進につなげていきたい」と述べた上で、来月11月30日からの前売チケットの販売開始に向け、全国的な機運醸成に強い意欲を示した。
「中長期的な税財政のあり方に関する提言」を公表
10月17日(火)、意見書「中長期的な税財政のあり方に関する提言～財政健全化と経済成長の両立に向けた国の責任と企業の役割～」を取りまとめ、常陰均副会長・経済財政委員長から公表した。
今回の意見書は、「中長期的な財政健全化」「分厚い中間層」および「持続的な経済成長」の３つの柱に基づき、具体化すべき政策のみならず、「税制・財政・社会保障」の各分野を超えた一体的な観点からも提言を行った。
具体的には、安定的な財政基盤の構築に向けて、消費税率の引き上げの条件や時期等の基準を設けるほか、社会保障制度における公的年金・医療保険・介護保険制度の改革を求めた。また、中間層の活力維持・向上に資する子育て支援等の総合的対策や、企業の成長に向けた政策支援を要望した。
北陸新幹線建設促進同盟会等５団体による合同中央要請
10月17日(火)、北陸新幹線建設促進同盟会、北陸新幹線建設促進沿線府県議会協議会、北陸経済連合会、関西広域連合とともに、北陸新幹線の早期全線整備に関する中央要請を実施し、関経連からは楢原誠慈副会長が参加した。
楢原副会長は、杉本達治 福井県知事(北陸新幹線建設促進同盟会会長)ら沿線府県の知事・副知事や、北陸経済連合会の林正博副会長、関西広域連合の土井典 本部事務局長らとともに、森山裕 総務会長、額賀福志郎 与党整備新幹線建設推進ＰＴ座長、髙木毅 与党北陸新幹線・敦賀・新大阪間整備委員会委員長、稲田朋美 自民党整備新幹線等鉄道調査会会長、馬場成志 総務副大臣、堂故茂 国土交通副大臣らに対して、１日も早い大阪までの全線開業実現に向け、施工上の課題を早期に解決するとともに、開業までの期間を最大限短縮することなどを要望した。
西日本経済協議会第65回総会
10月17日(火)、北陸、中部、関西、中国、四国、九州の６経済連合会で構成する西日本経済協議会は、金沢市内で第65回総会を開催、約170名が出席した。
総会では、開会あいさつ、前年度活動報告が行われた後、各地経済連合会の代表者から発言があり、松本正義 関経連会長からは、関西の取り組みとして「2025年大阪・関西万博」「マルチステークホルダー資本主義」「地方分権・広域行政」が紹介された。
続いて、東京大学先端科学技術研究センターフェローの御厨貴氏による記念講演が行われ、最後に決議文「変革による活力と魅力溢れる地域の創生～行動する西日本が拓く未来～」を採択した。
関西デジタル・マンスオープニングイベントを開催
10 月２日（月）、「関西デジタル・マンス」のオープニングイベントを大阪市内の会場「ＱＵＩＮＴＢＲＩＤＧＥ」とオンラインの併用にて開催、村尾和俊関経連副会長・ＤＸ委員長など、約 190 名が参加した。
基調講演では、ＬＩＮＥヤフーの川邊健太郎代表取締役会長が登壇し、ＤＸ推進の必要性について具体例をあげて説明した上で、ＤＸは目的ではなく手段であり、ＤＸにより何を実現したいのかが重要であることを強調した。パネルディスカッションでは、企業・自治体の有識者が、関西がＤＸ先進地域をめざすにあたっての課題や関西の強み、将来の展望について熱い討論を繰り広げた。
関西デジタル・マンス期間である 10 月中は多様なイベントを開催し、10 月 30 日(月)のクロージングイベントでは、ＤＸ推進に取り組む先進企業の表彰式を開催する。