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2024年度
御堂筋ランウェイ2024および大阪・光の饗宴2024開宴式
11月3日(日)、御堂筋ランウェイ2024(主催:御堂筋パーティー実行委員会)および大阪・光の饗宴2024開宴式(主催:大阪・光の饗宴実行委員会)が御堂筋で開催され、吉村洋文 大阪府知事、横山英幸 大阪市長、松本正義 関経連会長、鳥井信吾 大商会頭らが出席した。
御堂筋ランウェイでは、2025年大阪・関西万博機運醸成トークセッションが行われ、松本会長は、本年10月13日からコンビニエンスストア等で紙の入場チケットの販売を開始したことを紹介し、積極的な購入を呼びかけた。
御堂筋ランウェイに引き続き開催された大阪・光の饗宴2024開宴式では、「御堂筋イルミネーション2024」の点灯セレモニーが実施された。
関西デジタル・マンス クロージングイベントを開催
10月31日(木)、「関西デジタル・マンス」のクロージングイベントを大阪市内の会場「QUINTBRIDGE」にて開催、小林充佳副会長・DX委員長をはじめ、オンライン視聴を含む約220名が参加した。
はじめに、「DXセレクション2024」で準グランプリに選ばれたリノメタルの荒金賢治代表取締役社長および竹下知代美取締役が講演を行った。
続いて、DXを通じて新たなビジネスの創出や業務効率化、地域・社会課題の解決に取り組む企業を表彰する「KANSAI DX AWARD 2024」(審査委員長:宮田裕章 慶應義塾大学医学部教授)の表彰式を実施した。
今回グランプリは大阪府東大阪市でインテリア設計や施工、資材販売等を手がけるコマツ株式会社および共同研究を行う同志社大学が受賞。コマツ株式会社の小松智代表取締役は、「デジタル技術が発展した現代で、若者に30年前の自分と同じ苦労をしてほしくないという執念で開発に取り組み続けた。地道にやってきた当社の受賞が中小企業等の希望となり、さらなる発展となることを願っている」とあいさつした。このほか、金賞など各賞を8社が受賞した。
表彰式に続き、大阪府の坪田知巳CDO兼スマートシティ戦略部長が広域データ連携基盤「ORDEN」について講演した。
財務省と関西経済団体との意見交換会を開催
10月28日(月)、大商、関西経済同友会とともに財務省との意見交換会を開催し、当会からは松本正義会長および常陰均副会長が出席した。
松本会長は、関西の景気の現状や賃上げに関する取り組みについて述べたほか、2025年大阪・関西万博の機運醸成等への支援、北陸新幹線および関西圏の道路整備についての予算措置を求めた。常陰副会長は、本年10月16日に公表した「社会保障を中心とする税財政に関する提言」をふまえ、財政健全化や応能負担の考え方に基づいた税と社会保障の一体的な見直しの重要性や地方創生に資する税制支援等を訴えた。
横山信一 財務副大臣は、「経済あっての財政という考えのもと、賃上げと投資がけん引する成長型経済を実現しつつ、財政状況の改善を進め、危機に強い日本経済をめざしていく」と応じた。
「はなやかKANSAI魅力アップアワード表彰式」を開催
10月25日(金)、近畿経済産業局とともに、外国人受入環境整備に係る優良事例を表彰する「第7回はなやかKANSAI魅力アップアワード表彰式」を開催した。
関西インバウンド大賞には、「IoTゴミ箱」設置によるインバウンド受入環境整備事業に取り組む"道頓堀商店会"が選ばれた。また特別賞には、インバウンド向けのローカルツアー・ガイドサービスを提供する"大阪メトロアドエラ"をはじめ、「Noh for SDGs」を掲げ、能楽の力で水の環境保全をめざす"山本能楽堂"、外国人留学生の就職支援および外国にルーツを持つ子どもたちへの教育支援の循環型プロジェクトに取り組む"Transcend-Learning"、日本酒や発酵の文化を通じて観光促進をはかる"西山酒造場"、2025年大阪・関西万博を見据えたフランスとの国際交流事業に取り組む"兵庫県三木市役所"が選ばれた。
第11回関西・北陸交流会
10月25日(金)、西日本旅客鉄道主催の「第11回関西・北陸交流会」が大阪府で開催され、松本正義会長のほか、近畿・北陸信越・中部の各運輸局長や大阪府副知事など、自治体、経済団体、旅行会社、鉄道会社などから約150名が出席した。
冒頭、長谷川一明 西日本旅客鉄道代表取締役社長は、「災害が激甚化するなかで、北陸新幹線の早期全線開業は国土強靭化の観点からも重要である」とあいさつした。続いて、「新幹線がつなぐ、進化する関西・北陸。~万博と北陸新幹線延伸で、関西・北陸にもっとかがやく未来を~」をテーマに講演が行われた。
その後の経済団体代表によるあいさつで、松本会長は「敦賀までの開業による盛り上がりを全線開業の弾みとするため、関西での機運醸成に努めたい」と述べた。
「社会保障を中心とする税財政に関する提言」を公表
10月16日(水)、意見書「社会保障を中心とする税財政に関する提言~財政健全化、経済成長、国民の安心を支える社会保障制度の確立に向けて~」を取りまとめ、常陰均副会長・経済財政委員長から公表した。
今回の意見書は、中長期的視点に立った財政健全化や経済社会における好循環の実現のため、持続的な社会保障制度に向けた改革をはじめ、わが国財政のガバナンス強化および財政規律の確保、個人のライフコースの選択に中立的な制度の構築などを求めた。
具体的には、年金以外からの所得が一定以上の高齢者を対象とした老齢基礎年金の支給額の逓減あるいは支給の停止、公的医療保険における自己負担の見直し、医療・介護の給付費(対GDP比)に関する目標の設定について提言した。また、独立財政機関の設置や2030年度における財政健全化目標の設定、「年収の壁」の抜本的見直しに向けた第3号被保険者の廃止などを訴えた。
「万博開幕6か月前イベント」を開催
2025年大阪・関西万博の開幕まで半年となった10月13日(日)、大阪府・市などの主催により、「万博開幕6か月前イベント」が吹田市の万博記念公園にて開催された。
イベントには松本正義会長のほか、横山英幸 大阪市長、鳥井信吾 大商会頭、ゲストとしてモデルのアンミカ氏、歌手の倖田來未氏、ダンスボーカルグループのBALLISTIK BOYZが参加。約10,000人の観客を前に、トークやライブパフォーマンスを通じて万博の魅力が発信された。
また同日、2025年日本国際博覧会協会主催による「大阪・関西万博 来場日時予約キックオフイベント~開幕まで半年!~」が東京で開催され、スペシャルサポーターやゲストがトークやパフォーマンスで会場を盛り上げた。
関西高速道路ネットワーク推進協議会 要望活動を実施
10月11日(金)、関西高速道路ネットワーク推進協議会の松本正義代表(関経連会長)らは、森山裕 自由民主党幹事長、山口那津男 公明党常任顧問、新川浩嗣 財務事務次官、吉岡幹夫 国土交通事務次官への要望活動を行った。
要望では、関西圏の環状道路ネットワークの早期完成をめざし、淀川左岸線(2期)、大阪湾岸道路西伸部、淀川左岸線延伸部、名神湾岸連絡線、大和北道路、大和御所道路、神戸西バイパスなどの事業中路線への継続的な予算確保をはじめ、新名神高速道路の早期全線開通や改正道路整備特別措置法をふまえた高速道路の機能維持、更新・進化を実施することや改正国土強靭化基本法をふまえた災害に強い道路ネットワーク構築等のための予算確保を求めた。
当会では引き続き、関西の高速道路ミッシングリンクの早期解消に向け取り組んでいく。
2025年日本国際博覧会協会 機運醸成委員会 第4回総会
10月3日(木)、2025年日本国際博覧会協会(以下、博覧会協会)は、大阪・関西万博に向けて、博覧会協会や自治体、経済界などが一体となって機運を醸成するために設置した「機運醸成委員会」の第4回総会を大阪市内で開催した。
会合では、開幕半年前となる本年10月13日からの来場日時予約の開始に向け、新キービジュアルを含むデジタルサイネージ用のスライドショーや、テレビCM用の動画を発表した。松本正義委員長(関経連会長)は、「万博で体験できる内容を広く発信し、多くの方に『万博会場へ足を運んでみたい』と思っていただけるような機運を醸成していきたい」と述べた。
今後、新たなPRツールを活用し、全国的な機運醸成をさらに進めていく。
DXオープンイノベーションフォーラム2024
10月2日(水)、関西イノベーションイニシアティブおよび産業技術総合研究所(産総研)とともに、「関経連DXオープンイノベーションフォーラム2024」を開催し、約70名が参加した。本フォーラムは「関西DX戦略2025」に基づき、優れた技術を有するスタートアップと大企業との協業推進を目的として実施したものである。
冒頭、塚越治 ベンチャー・エコシステム委員会副委員長は、当会のDX関連事業「関西デジタル・マンス」を紹介し、その一環として実施する本フォーラムがスタートアップと事業会社の協業や、事業会社におけるさらなるDX推進につながることへの期待を述べた。
その後、人材関連DXやヘルスケア分野のスタートアップ7社によるプレゼンテーションに続き、名刺交換会、個別相談会を実施し、参加者同士で交流を深めた。