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2024年度
第 62 回定時総会・2024年度第2回理事会
5月27日(月)、第62回定時総会・2024年度第2回理事会を開催し、約350名が参加した。
総会では、理事の選任と役員報酬について審議が行われ、承認されたほか、2024年度事業計画等の報告を行い、通算25年以上役員に在任した会員を永年在任役員として表彰した。理事会では、副会長の選定や会員入会等がそれぞれ審議・承認された。
続いて、大阪・関西万博催事検討会議共同座長でmother ha.ha 代表理事である大﨑洋氏が「WARAI NI NEGAI WOO」と題して講演を行い、開幕まで1年を切った2025年大阪・関西万博などについて語った。
北陸新幹線建設促進同盟会建設促進大会に出席
5月22日(水)、北陸新幹線建設促進同盟会(沿線10都府県や経済団体等で構成)の建設促進大会が東京都内で開催され、北陸新幹線の大阪までの1日も早い全線開業に向けて敦賀・新大阪間の早期認可・着工を実現するため、駅位置や詳細ルートの早期確定および公表、必要な財源の早急な確保などを求める決議が採択された。
当会からは松本正義会長が出席、「全線開業が実現すれば、関西空港から北陸へのアクセスが飛躍的に改善し、インバウンドの周遊拡大にも大いに寄与することができる」と訴えた。
大会に続いて行われた北陸新幹線建設促進同盟会、北陸経済連合会、関西広域連合等との共同での要望活動では、斉藤鉄夫 国土交通大臣、松本剛明 総務大臣、稲田朋美 自由民主党整備新幹線等鉄道調査会会長らを訪問し、大阪までの早期全線開業の実現などを要望した。
「米国派遣プログラム 2024」~サステナブル社会に向けた新事業創造~
5月11日(土)~19日(日)、米国国務省企画の交流プログラムとして、駐大阪・神戸米国総領事館とともに「『米国派遣プログラム2024』~サステナブル社会に向けた新事業創造~」の現地研修を実施、ワシントンD.C.、ノースカロライナ州ローリーおよびシャーロットを訪問した。
ワシントンⅮ.C.では、米国グリーンビルディング協会(USBGC)等との意見交換を行った。ノースカロライナ州では、ノースカロライナ大学チャペルヒル校ケナン=フラグラー・エネルギー・センター、ノースカロライナ州立大学シャーロット分校などを訪問し、クリーンエネルギー分野における産学官連携などについて説明を受けたほか、神戸製鋼所傘下で直接還元製鉄法を扱うミドレックス社をはじめとする企業を訪れ、各社の炭素削減や環境保全などのサステナビリティに関する取り組みについて学びを深めた。
SPring-8-Ⅱに関する要望活動を実施
4月24日(水)、松本正義 関経連会長は、牧村実 SPring-8利用推進協議会副会長(関経連科学技術・産業振興委員長)、齋藤元彦 兵庫県知事らとともに、盛山正仁 文部科学大臣に対し「SPring-8-Ⅱ*」に関する要望活動を実施した。
冒頭、齋藤兵庫県知事が兵庫県や関経連等による連名の要望書を、松本会長がSPring-8利用推進協議会としての要望書をそれぞれ盛山大臣に提出した。
続く意見交換には、末松信介 参議院議員、山田賢司 衆議院議員、加田裕之 参議院議員らも同席し、松本会長からSPring-8-Ⅱを国家プロジェクトとして位置づけ、国において整備費を確保するよう要望した。これを受けて盛山大臣は、「今回の要望をしっかり受け止め、SPring-8-Ⅱの整備を進めていく」と回答した。
*大型放射光施設SPring-8のアップグレード後の名称。現行施設と比べて加速器の消費電力を半減しつつ、放射光の明るさを100倍以上に向上させる計画となっている。
2025年大阪・関西万博 開幕1年前関連イベント
4月13日に開幕1年前を迎えた大阪・関西万博のPRイベントが開催された。
4月13日(土)に東京で開催された「大阪・関西万博 開幕1年前イベント~ぜんぶのいのちと、ワクワクする未来へ。~」では、岸田文雄 内閣総理大臣によるビデオメッセージ、齋藤健 経済産業大臣および自見はなこ 国際博覧会担当大臣によるあいさつ、8人のテーマ事業プロデューサーによるトークなどに続き、万博の公式スタッフ用ユニホームのお披露目が行われた。
4月17日(水)に大阪で開催された「開幕1年前『いくぞ!万博』フェスティバル」には、当会の松本正義会長が出席し、吉村洋文 大阪府知事、横山英幸 大阪市長に加え、万博の機運醸成で連携している熊谷俊人 千葉県知事、高島宗一郎 福岡市長によるトークセッションや大阪ヘルスケアパビリオンの内容紹介、人気ロックバンドによるライブなどが行われた。
*写真は大阪で開催された「開幕1年前『いくぞ!万博』フェスティバル(4月17日)」の様子
国際金融都市OSAKA推進委員会 2023 年度第2回総会
3月28日(木)、マイドームおおさかにて、国際金融都市 OSAKA推進委員会2023年度第2回総会が開催され、松本正義 関経連会長をはじめ、吉村洋文 大阪府知事、横山英幸 大阪市長、角元敬治 関西経済同友会代表幹事らが出席した。
総会では、委員会事務局である大阪府から2023年度の国際金融都市OSAKA戦略アクションプランの進捗状況の報告があった後、意見交換が行われた。
吉村知事からは、「国際金融都市の実現には、金融・資産運用特区の認定を受けることが重要であり、世界と肩を並べて競争するためにグローバルな環境整備を進めていく」との表明があった。
松本会長はマスコミの取材に対し、「この2年で官民がグローバルな視点を共有するようになったと感じている。今後は、2025年大阪・関西万博やうめきた2期地区開発事業、スタートアップ分野等で大阪の実体経済を強化しつつ、海外の投資家に向けてそれらの強みをさらに発信していく必要がある」と述べた。