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2024年度

2024.04.23

評議員会を開催

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 4月8日(月)、評議員会を開催、元阪神タイガース投手・Family Design M代表取締役の岩田稔氏を講師に迎え、「不屈の心~1型糖尿病との闘いを通じて~」と題した講演が行われた。
 高校2年のときに糖尿病を発症した岩田氏は、「『1型糖尿病患者の希望の星になる』という目標を掲げ、投手として阪神タイガースでプレーしながら1型糖尿病の研究助成のための基金を立ち上げるなど、発信を続けてきた」と述べた。
 また、16年間に及ぶ現役生活を終えた後、認知度の低い1型糖尿病の啓発活動に注力すべく会社を立ち上げたと説明し、「『皆が一緒に活動することで大きなことを成しえる』という考えのもと、世界中の1型糖尿病のアスリートをつなげる活動を展開したい」と夢を語った。

2024.04.16

正副会長によるけいはんな視察

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 4月5日(金)、松本正義会長を含む12名の正副会長が関西文化学術研究都市(けいはんな)を視察した。
 当日は、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)を訪問し、サイバネティック・アバターの「ERICA」、ニューロリハビリ補助ロボット、サイボーグAI、人と心を通わせるアンドロイド「Shosa」などの見学を行った。続いて訪問した島津製作所では、オープンイノベーションによる新しい価値の創造と社会課題の解決をめざし、2022年5月に開所した「Shimadzuみらい共創ラボ」を視察。ラボ、オフィス、リフレッシュの3つのエリアを見学した。
 参加者からは、先進的な技術や取り組みに対する質問が相次いだ。

2024.04.09

国際講演会を開催

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 3月29日(金)、国際文化会館・地経学研究所長の鈴木一人氏を講師に迎え、「地経学的変動の時代へ」と題した国際講演会を開催した。
 講師は、政治的目的のために経済が利用されるようになってきた昨今の世界情勢を、「地政学」ではなく「地経学」的視点から考える重要性について説明した。さらに、大国が「地経学的パワー」に基づく国際秩序形成に動くなか、企業が経済安全保障のリスクを負わざるを得ない状況にあるため、グローバルリスクをふまえた経営判断をしていく必要があると示唆した。
 質疑応答では、参加者から台湾総統選の世界情勢への影響や経済安全保障への対応などに関する質問があり、活発な議論が行われた。

2024.04.09

第6回 女性のエンパワーメント交流会を開催

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 3月28日(木)、女性のエンパワーメント交流会を開催、会員企業から女性の役員や部長など約45名が参加した。堀場厚 堀場製作所代表取締役会長兼グループCEOを迎え、「おもしろおかしく~変化の時代のリーダーへの期待~」と題した講演の後、松久藤子 D&I専門委員会副委員長のファシリテートのもと、質疑応答・意見交換を行った。
 堀場氏は、「仕事や勉強だけでは学べないことがある」とした上で、自身の趣味である飛行機とヨットの操縦から、「本質を見極めることや、向かい風のときにどのように対応するかで差が出ることを学んだ」と語った。
 また、「経営で一番大事なことは、タイミングとスピード、そして継続。すぐには結果が出なくとも、"ほんまもん(必要なこと)"だと思う事業に継続して投資することが重要である」と述べた。

2024.04.09

関西3空港懇談会幹事会

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 3月27日(水)、関西3空港懇談会 (座長:松本正義 関経連会長)は、構成団体の各自治体や経済団体、空港会社、国土交通省航空局などからの出席者による幹事会を大阪市内にて開催した。
 懇談会は、国から示された新飛行経路案に対し、「新飛行経路の運用時間の制限」「高度を引き上げる運用努力」等を2月5日(月)に国に要請しており、今回の幹事会では、その要請に対する国の検討結果が示された。
 懇談会としては、国から示された内容は要請をふまえたものであると受け止め、今後、地域の関係者において地元に対して、丁寧な説明を行い、「環境監視体制の強化」と「空港と共生し、ともに発展する地域づくり」に向け、着実に取り組みを進めることとした。今年開催する懇談会において新飛行経路案に対する見解を取りまとめる予定である。

*幹事会の「報告」はこちら

2024.04.09

D&I専門委員会主催講演会を開催

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 3月25日(月)、慶應義塾大学商学部の中島隆信教授を講師に迎え、「経済学で考えるこれからの障害者活躍支援」と題した講演会を開催し、20名が参加した。
 講師は、障がい者雇用の現状と課題、経営戦略として障がい者雇用を行う際のポイントについて解説し、「障がい者の法定雇用率が引き上げられるなか、多くの企業で障がい者を一定程度雇うこと自体が目的になってしまっている」と指摘した。
 また、「中長期的視点に立てば、障がい者にも企業の売り上げや利益に直接関与する業務を任せ、企業経営上の戦力としていく必要がある」と述べた。

2024.04.09

評議員会を開催

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 3月25日(月)、評議員会を開催、元自衛艦隊司令官の香田洋二氏を講師に迎え、「日本をめぐる安全保障と課題」と題した講演が行われた。
 講演では、台湾問題をめぐる中国と西側諸国との関係や、ロシア・ウクライナ戦争およびイスラエル・ガザ戦争の現状と今後の見通しについての解説があった。
 講師は、国際秩序の維持に向け、「力に頼るのではなく、より賢い選択がほかにないかを考えるべきである」と述べ、わが国においては常に最悪のケースを想定した安全保障戦略が必要であると強調した。

2024.04.02

地球環境・エネルギー委員会講演会

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 3月22日(金)、地球環境・エネルギー委員会では、地球環境産業技術研究機構システム研究グループグループリーダーの秋元圭吾氏を講師に迎え、「第7次エネルギー基本計画の展望」と題した講演会を開催した。
 講演では、世界各国の二酸化炭素排出削減をめぐる動向のほか、日本のエネルギー政策の動向や課題について解説が行われた。また、わが国のカーボンニュートラルの実現に向けたシナリオの分析結果を示した上で、第7次エネルギー基本計画の方向性等についても説明があった。
 講師からは、第6次エネルギー基本計画策定時と比較して、現在は地政学リスクの高まりなど不確実性の要素が一層増しており、これまでとは異なり、幅を持ったシナリオを提示する必要があるとの指摘もあった。

2024.04.02

第5回 D&I推進部門情報交換会を開催

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 3月19日(火)、「第5回 D&I推進部門情報交換会」を大阪市内で開催し、会員各社から14社18名が参加した。
 情報交換会ではまず、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの矢島洋子 執行役員から「女性のキャリア形成支援を行う上で効果的な取組み」と題した講演が行われた。
 その後のワークショップでは、参加者が業種ごとのグループに分かれて、各社において女性のキャリア形成支援に向けて実施している取り組みや課題、今後行いたい事項について意見交換を行った。参加者からは、「女性のキャリア形成支援を行う上で、男性と女性とで両立支援制度の利用しやすさが異なることが課題となっている」などの発言があった。
 これを受けて矢島氏は、「テレワークや短時間勤務制度などの柔軟な働き方を、育児だけでなくさまざまな事由で使えるような環境を提供することがD&I推進には有効」と指摘した。

2024.04.02

歴史街道推進協議会東京フォーラム「未来へ続く歴史街道~日本の歴史・文化・伝統を次の世代にも伝えたい~」を開催

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 3月18日(月)、歴史街道推進協議会とともに歴史街道推進協議会東京フォーラムを開催、200名が参加した。本フォーラムは、歴史街道を通してより多くの人びとに関西の魅力や日本の歴史文化の魅力に触れてもらい、次の世代へとつなげていくことを目的として開催したものである。
 特別講演では彬子女王殿下が登壇され、子どもたちに日本の伝統文化を伝える「心游舎」での活動について紹介された。
 その後、文筆家・皇學館大学非常勤講師の千種清美氏をコーディネーターとして、「染司よしおか」6代目・染織家の吉岡更紗氏、華道家・写真家の池坊専宗氏によるパネルディスカッションを実施し、伝統を受け継ぐことの重要性や次世代に伝えたいことなどについて、それぞれの活動内容をふまえて議論が交わされた。

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